巷にはいろんな種類・ネーミングのパーマがあります
昔からあるコールドパーマでも
サロンごとにオリジナルでネーミングが付いていたり
水パーマにコスメパーマにクリープパーマ
デジタルパーマや低音デジタルパーマ
エアウェーブにWガラス化・・・などなど
たくさんの種類があり
すべて把握できない
こんばんは!
いろいろな種類のパーマがありますが
たくさんの技法や薬剤のメリット、デメリットを把握し
髪の毛にどう使いこなすかが鍵で
美容師のスキルにより 良くも悪くもなるでしょう
それと どんな種類のパーマでも全てのパーマに共通する事がある
それは 薬剤を使い還元と酸化をさせてかける
これだけは共通してる
この薬剤反応をベースにして 低温や高温の熱を加えたり
髪の毛を乾燥させたり させなかったりすることにより
薬剤反応のみでかけるコールドパーマとは
違う質感や再現性を可能にしている
今日はこの薬剤の還元剤を考えて見よ~っと!
うちの店では パーマに使う還元剤は
システアミンが主流になってます
パーマでウェーブやカールを作るには
髪の毛の表面付近を還元すると言われている
システアミンのほうが有効的で
カール形状もプルンとしたカールになりやすい特性がある
しかしデメリットもあり
ズバリ言うと システアミンはパーマの持ちが悪いらしい!
難しい話になると
システアミンはミックスジスルフィドだらけのパーマ
またまた これ
⇓⇓⇓
還元剤 ↓
RSH ⇄ RS + H+
還元反応 ↓
KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH (1)
KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH (2)
酸化反応 ↓
2KSH + O → KSSK + H2O
(軽くめまいが!)
この 還元反応の
KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH (2)
この反応が ほとんど起きていないらしく
SSの再結合が不十分になりやすいようです
髪の中はみえないけど理論上そうなるらしい
めまいがひどくなるので簡単に話を進めよう
結果 システアミンはパーマの持ちが悪い!
その他のデメリットは
システアミンは手荒れしやすいとか 残臭の問題などがあるが
それでも システアミンのプルンとしたカール特性は捨てがたい!
それじゃ 実際にやってみよ~う
って次回につづく・・・
(爆)
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