縮毛矯正薬剤(2)

パーマや縮毛矯正剤は

アルカリが 低ければ

還元剤が 働きにくい

 

アルカリが 高ければ

過膨潤 過軟化の危険性が高まる

本日も  坂口です

昨日の続きにです

意味がわからん人は スル~してね!

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実際に 縮毛矯正の薬剤を使用して感じるのは

アルカリの縮毛矯正剤の薬剤を塗布して

すぐには 薬剤反応は緩やかに感じるが

時間経過とともに 還元が進み

膨潤や軟化を伴いながら

還元スピードが上がっていくように感じる

自然放置後にテストして もう少しだったので

更に5分放置したら 過膨潤 過軟化になってしまった!

アルカリが高いと還元剤は

膨潤や軟化を伴い還元速度が上がるので

ちょうど良い還元タイムで

ジャストな還元状態に合わせるのが難しい

では どうすればいいのか?

この危険性を 出来るだけ 緩和して

より失敗を 少なくするには

低アルカリ 高還元剤濃度

が理想的!

低濃度 高アルカリの縮毛矯正剤では

放置時間の適正が 最後1分2分で

一気に進んでしまい

過剰膨潤や過剰軟化になったりする

これが 今まで 縮毛矯正で やっちまったぁ~ (*_*;

って事になりやすい原因の一つ!

経験あるでしょ~?

一度 軟化テストして もう少しって思ったら・・(エッ~!)

ダッシュで流して いや~な汗かいたことが!?

じゃぁ どうするのか?

 軟化・膨潤をおさえて 還元剤濃度上げる

還元剤濃度 とは

チオとか シスアミ チオグリセリンなどの

髪の毛の結合を 切る 還元剤の濃度 ってことね

この濃度が高いほど より髪の毛の結合を切るので

縮毛矯正の場合だと クセが良く伸びるって事なんですね

そして アルカリで髪の毛が軟化・膨潤する

ここでいう アルカリってのは PHの数値だけでなく

前に書いた アルカリ度が関係してくる

アルカリ・ph・アルカリ度・ml 

このアルカリがポイントで

アルカリをコントロールして

失敗しにくい

縮毛矯正が出来るようになった

還元剤濃度を高めて

アルカリ量 phをコントロールすることで

過剰な膨潤を防ぐ事ができるので

今までのように ビクビク心配する事が少なくなった

うちの店でも 低アルカリ 高還元剤濃度 縮毛矯正を

採用しているが結果は良い!

ただ誤解をしてはいけないが

この薬剤だと痛まないとか そんな訳ではない

現場レベルでは非常に使いやすく重宝しているが

素材(髪の毛)の状態と 自分の薬剤基準との

バランスが崩れると当然失敗してしまう

縮毛矯正はやはりデリケートなメニューに

変わりはない・・・

 

 

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