応力緩和(おうりょくかんわ)
物体に一定のひずみを与えることによって
生じた応力が低下する過程をいう
これを用いた応力緩和パーマ
還元剤を塗布する前に
分子をロッドの形に馴染ませておく
先に分子を綺麗に形付けて
その後から還元すると還元タイム
が短くて済み 髪の負担も減らせる という考え方
この応力緩和パーマは
どS美容師こと 森下さん が考案・検証を重ねて
出てきたパーマ技法で
ワインディングして 1剤までの間に
アルカリ水で イオン結合と水素結合を切り離し
しっかりと 応力緩和させて物理的パワーを増やす考え方なんです
って事で、
やってみよ~ぅ 今日も ゴイスです
まず最初に応力緩和による効果を知りたい
1剤塗布前に 応力緩和させると
どのくらい パーマの違いがあるんだろう? はじまりはじまりぃ!
まず 4本の毛束を作り左から ① ② ③ ④ とする
②と④の毛束をアルカリ水でしっかり付け巻きする
なぜ ひとつ飛びかって? 意味は無し なんとなくとばしただけ!
水素結合とイオン結合を切断して
応力緩和をさせる目的で
アルカリ水で水巻きする
そして今日は もう遅いのでそのまま放置で帰宅 はいお疲れでしたぁ~
明日にはキッチリ乾いてるハズだな 応力緩和! まぁ~実験なんで(笑)
翌朝 見たら完全に乾いていたので ①と③ の毛束も
アルカリ水で水巻する
そしてすぐに 弱アルカリのシステアミンを
4本すべてに塗布して 2分間自然放置
2分後 すぐに中間水洗ののち
過酸化水素水(濃度1.5%)で 酸化をする
5分+5分 2回付けてロッドアウト
ここでは 1剤塗布前の応力緩和で
どのくらいの違いがあるかを検証したいので
中間水洗は ぬるま湯でしっかり手早く流して
すぐに酸化処理をおこなった
①と②の毛束 ③と④の毛束
①と③の毛束は通常のコールドパーマ
②と④の毛束が応力緩和を利用したパーマ
なるほどぉ~!(納得)
ワインディングして 1剤までの間に
アルカリ水で イオン結合と水素結合を切り離し
しっかりと 応力緩和させると 還元タイムを最小限にして
パーマをかけることができる!
ただ 今回の実験では応力緩和の為に
ロッドを巻いて一晩かけて乾かした
営業でお客さんにロッド巻いて「はい じゃぁ また明日!」
って訳にはいかない
残念ながら 今のところ うちにはエアーがない!
こりゃ 悩む!・・・
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