美容室では
カラー・パーマ・縮毛矯正時に
必ず薬剤を使用する
ヘアスタイルを作るうえで必要なものですが
髪にとってはダメージの原因ともなります
だから
それを扱う美容師はいろんなことを気をつけて
髪にかかる負担をできるだけ少なくすることが大切です
こんばんは~ 坂口 です
髪にかかる負担を少なくすることのひとつが
薬剤の残留をなくすこと
薬剤を使用するメニューは
薬剤が髪の中に残りやすく
施術の最後にキチンと処理しないと薬剤が残留しちゃう!
これが後々のダメージに繋がるんですね~!
カラーもパーマもアルカリ剤の力を使い
色を明るくしたり カールをつけたりするんですが
このアルカリ剤が髪の毛に負担をかけるといっても過言ではないでしょう
アルカリ剤を使わなければいいんだけど
アルカリを使わないとカラーやパーマの薬剤が
うまく働いくれないんです
まぁ都合よくいかないんですね~
そして このアルカリが残留すると
カラーが褐色しやすかったり
パーマがダレやすかったり
パサつき ゴワつき が出やすくなります
施術時には アルカリは必要なんだけど
終わってしまえば髪にとって有害なもの(爆)
そのアルカリを消すために大事なのが
アシッド処理(酸処理)
アルカリを吹っ飛ばす処理剤を
充分に使いアルカリの除去をします
次に もう一つ
カラーもパーマも縮毛矯正も オキシド―ル(過酸化水素水)を使います
反応式ではオキシは反応が終わると水になる
しかし未反応のままで 水にならなかったオキシは
そのまま残留オキシとして髪に残ると言われてます
なおかつ アルカリよりも残留するオキシの方が
髪を傷めるとも・・・(言われてるようです)
この残留オキシを除去するのが
カタラーゼという酵素!!
*カタラーゼ(catalase)は
過酸化水素を不均化して酸素と水に変える反応を触媒する酵素
施術後の残留物が ダメージを蓄積してしまう
1週間 1か月 2か月・・その後の
髪のコンディションを良い状態で保ちたい!
余計なダメージ原因を髪に残さない
髪のダメージを減らす為には?
施術の最後に 役割が終わった残留薬剤を
きれいに掃除して髪に残さない事!
うちの店では施術後の残留物の処理はとっても大事にしとります♪
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