リバース・リアクションと呼ばれる新しい方法 2

こんばんは 

今日は 

リバース・リアクション と呼ばれる新しい方法 1  の続き

意味不明の人は スル~ で!

リバース・リアクションて何?

還元反応 ↓

KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH  (1)

KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH  (2)

簡単に言うと

この(1)と(2)式の

式の左側と右側がバランスを取り合うのでこれを利用して

酸化剤を活用して酸化剤の逆反応をお越し

パーマのダメージに原因になるものをできるだけ少なくし

余分なモノを削除して SSの再結合率を上げる

って 全然簡単じゃないじゃん!

結果として ダメージを少なくしてパーマの持ちも良くなるって事です

小難しい理論がいろいろあるんですが

思いつきで書きなぐる ゴイスですので 

すぐやってみよう~で 実験してみた結果を書きます

小難しい事は後々 少しずつ書いていきます

気が向いたときにでも

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前回は パーマの1液が

チオグリコール酸ナトリウム6%    PH8.5 アルカリ度3.7mL を使用して 

ジチオをスポイド水洗して還元促進し(昔のクリープ工程)すぐ酸化する方と

リバースアクション後に酸化した方の比較をしました

これ ⇩

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写真左側2本はすぐ酸化

写真右側2本はリバース・リアクション後に酸化

結果は 4本すべての還元タイムは同じなんだが

リバース・リアクションした右の2本の方が少し強く見える?

還元タイムが一緒だし リバース・リアクションも還元を止めるので

パーマのかかりは差が出ないかと予想していたが少しリバース・リアクション

した方が しっかりかかった印象だ

まぁ この実験はこれだけが目的ではないので

このウェーブを使ってまた別の実験をするとしよう

ではもう一つ

同じ条件で パーマの1液を別の物に変えてやってみる

f:id:GOIS:20161124231712j:plain  みつばチャン 登場 

水巻きで巻いて 4本全て同じ還元剤を塗布

 

チオグリコール酸2% システアミン4% PH8.3 アルカリ度2.7ml

 

放置タイム5分

 

写真左から ① ② ③ ④ とする

 

5分放置後スポイドで4本とも水洗して ②と④だけ 

 

弱アルカリ水(PH9)を塗布

(還元剤の働きを促進する狙いで塗布しなかったロッドと比較する)

 

5分放置後に再度 スポイドで4本とも水洗  ②と④だけ 弱アルカリ水を塗布

 

その後 リバース・リアクションと酸化処理を行なう工程は前回と一緒

 

①と②はこのままブロム酸6%で5分+5分の酸化

 

③と④はDO-Sブロム3%塗布してすぐにDO-S R−STOPも塗布

 

10分放置後にブロム酸6%で5分+5分の酸化

 

4本ともアシッド処理して終了

 

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ドライ後

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やはり

リバース・リアクションした③④が少し①②より少し強く見える?

R−STOPの後もやや還元が進むのかもしれない

そして今回はパーマの形状にも違いが現れた

通常酸化した①②とリバース・リアクションした③④では明らかに違う

システアミンの還元剤ではリバース・リアクションが起きにくいとの検証が

なされていたのでどうなるかと思っていたのだが

チオグリコール酸も2%入ってるんで

今回はこのような結果になった

 

 

 

それと還元促進の意味で塗布した

弱アルカリ水だが これも少し差が出たように感じる

 

 

通常の酸化処理した①と②

写真の右側が弱アルカリ水を塗布した方だが かかりが良く感じる

 

      ウェット                ドライ

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リバース・リアクション後に酸化した③と④

写真の右側が弱アルカリ水を塗布した方だが

これもやはり弱アルカリ水を使った方がかかりが良く感じる

 

       ウェット              ドライ

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この実験はこれだけのがも目的ではないので

 

前回のウェーブと今回のウェーブを使って

 

別の角度から実験して見よう・・・  つづく

 

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