3月も後半に入り
皆さん 新年度の準備で忙しそうですね!
学校を卒業すると
パーマやヘアカラーをしてみたい!
「初のヘアカラー!」ってお客さんが
増える時期で カラーの需要は多いです
ヘアカラーが当たり前での時代になり
カラーリングしてない人の方が
少ない時代になりました
子供でもヘアカラーしている子が
いるくらいです
これにはビックリ!ですが・・・(汗)
こんにちは~
Red clover 坂口です
日本人は黒髪であることを
重要視していた時代もあり
明るい茶色の髪は
どちらかと言うと敬遠されがちで
不良の始まり的なイメージの
時代もありました(古い話です)
しかし
時代と共に価値観も変わり
いろんな色の
ヘアカラーをした人々を
街で見かけます
ヘアカラーは
ファッションカラー(おしゃれ染め)から
グレイカラー(白髪染め)まで
いろいろとありますが
どのような仕組みで髪が染まり
染める事による髪の負担もある事
そんな話です
ランキングに参加してます
ヘアカラーは何故染まる?
ヘアカラーは何故ダメージする?
ヘアカラーの薬剤を髪に塗ると
髪の内部でなにが起きるのか?
へアカラーといっても
いろんな種類があるんですが
基本的に染まる仕組はほぼ一緒です
(ヘナカラー、マニキュア等は除いて)
ファッションカラーでも
グレーカラーでも
基本原理は同じ!
自分の髪のメラニン色素をブリーチ剤で脱色し
髪を明るくしながらヘアカラー剤の色素を
髪の内部で発色させる!(赤・青・黄色など)
まずこの図 ↓ (何もしてない黒髪の状態)
ヘアカラーをする前の髪の毛の中には
「メラニン色素」と呼ばれる
人間は元より 動物 植物が持っている
色素があります
このメラニン色素により
髪の毛は黒く見えてます
その黒髪に
ヘアカラーの薬剤を塗ると
カラー剤に調合されてる
ブリーチ剤(脱色剤)が
メラニン色素を分解していきます
メラニン色素が壊れると
色素が少なくなりだんだんと
髪が明るくなる
メラニン色素の分解が進み
色素が少なく成る程
明るくなります(赤茶色⇒茶色⇒金髪)
そして もう一つ
ブリーチするのと同時進行で
ヘアカラー剤に配合さてる染料が
髪の内部で化学反応を起こし
髪の内部で発色していき
新しく色素(染料)となり
髪の毛に色が入って染まります
一般的なヘアカラーは
こうした仕組みになってます
ヘアカラー剤の中には
ブリーチ剤(脱色)と
色素(染料)が入っていて
このブリーチ剤(脱色)が
髪の中で 黒いメラニン色素分解し
希望した色の色素(染料)が
髪の内部で発色することで
髪の毛を明るくしながら
希望する色味に染めてます
簡単に説明するとこんな感じですが
ヘアダメージに直結する
ブリーチ(脱色)が関係しますので
ダメージのことも書いときます
ヘアカラーのダメージ原因
ブリーチ剤で髪のメラニン色素を破壊する
自分の髪の毛のパーツを壊すので
当然ダメージがあります
明るくするヘアカラーは
例外無く 全てダメージはします
脱色して
髪の毛を希望の明るさまで明るくし
それをベースとして
求める色の染料で染めてる
そのため
ヘアカラーの後は時間と共に
少しずつカラーの染料(色素)が
髪から抜けていきます
これを褪色といいますが
毎日のシャンプーなどで
褪色は起こります
染まっていた色味は抜け出していくので
染めた色味は少しずつ無くなります
しかし
髪の毛は明るい茶色のままです
色素は抜けても 脱色剤が
自分のメラニン色素を削ってるので
ベーズとなった髪は
茶色のまんまなんです
当然
元の黒髪には戻りません
アルカリ酸化染料と呼ばれる
ヘアカラー剤には明るく染まりにくい
白髪染めなんかでもブリーチ剤は
必ず入ってます
そして
壊したメラニン色素は
再生も修復もされることは
ありません
ヘアカラーでの髪のダメージの多くの部分は
このブリーチ(脱色)が原因となります
ヘアカラーは根本が伸びると
次のカラーリングの時期が来ますよね
つまりヘアカラーを
繰り返していく事になるので
このブリーチ(脱色)を
担当の美容師さんに
しっかりコントロールしてもらう事が
ヘアカラーでダメージを最小限に抑える
ポイントです
いろんな種類のヘアカラー剤があり
- ダメージレスで傷まない
- 髪に優しい
- 髪の栄養成分配合
髪が傷まないとされる宣伝の商品でも
自分の黒髪が少しでも
明るくなるヘアカラーは
ダメージはあります!!
自分のメラニンを削る以上
髪を傷めない理屈は見つかりません
なのでこのメラニン削る
ブリーチ(脱色)を
しっかりコントロールすると
髪の負担は少なくてすみます
これからヘアカラーを
楽しんでいく方達の
参考となればと思います・・・
それでは またね(^^)
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