比較!どっちが傷む  ヘアアイロンVSパーマ!

こんにちは~

ヘアアイロン(カール及びストレート)と パーマは

どっちが傷むの??

そうねぇ 傷ませる原因が パーマとヘアアイロンでは違うから一概に

どっちが痛みが少ないとか どっちが良い悪いは言いづらいですね

はっきり言えるのは 髪の毛は外部からの何かしらの要因でダメージをします

パーマとヘアアイロンも例外ではない

今日は ヘアアイロンとパーマのダメージについて書きます

 

 

まずはこれを↓

髪の毛は減点されて傷んいく・・減点法 

 

では 髪のダメージについて考えよう

ダメージの要因は 物理的ダメージ要因と科学的ダメージ要因があり

簡単に分類してみると

物理的ダメージ要因

スタイリングなどによる摩擦
ドライヤーやアイロンの熱
乾燥
紫外線など

科学的ダメージ要因

シャンプー・トリートメント剤
パーマ剤
カラー剤
スタイリング剤など

こんな感じで

髪のダメージには様々な要因が関わってます

「髪が傷んでいる」 と一括りで言いますけど

どうやって傷んだのか ダメージ要因は何なのかで 対応・対策 が違う

今回は 比較!どっちが傷む  ヘアアイロンVSパーマ!

ヘアアイロンによる熱のダメージ

パーマ剤による薬品によるダメージ

 比べて見よう

パーマ剤によるダメージ

今日現在 日本中の美容室で使用されているパーマ液には沢山の種類がある

チオグリコール酸

システイン

システアミン

チオグリセリン

スピエラ

GMT

これらはパーマの中に入っている 還元剤 と呼ばれるものだが

簡単に言うとこの還元剤が髪の中で 髪の元々の結合を切断して

別の形(ロッドに巻いた形)にして 酸化剤 でまたつなげる

簡単に説明すると これがパーマ!

この中で還元剤が髪の結合を切るとあるが

これが一つの要因になる 元々の形を別の形に変形させるんだから

どうしても負荷がかかってしまうんだ

それとパーマ剤には還元剤の働きを手助けするアルカリ剤なる薬品が入っている

還元剤の種類によって異なるんだが

還元剤はこのアルカリ剤が無いと働いてくれない

髪の毛がアルカリ性に傾く事によって還元剤がしっかり働き結合を切り

酸化剤できちんと結合を繋げなおしてパーマがかかるんだ

もう一つこのアルカリもダメージ要因にあげられる

髪の毛は通常は弱酸性なんだが 還元剤を働かせるためにアルカリ性に傾かせる

これもやはり髪の毛には負担になる

最終的には弱酸性に戻す処理を行うのでアルカリ性のままではないのだが

薬剤などが髪の毛に微量だが残りやすいため

うちでは 後処理して

ダメージを最小限のおさえるようにしている

お客さんには ちゃんとしたシャンプーで家に帰って洗うと

きちんと残留した物を完璧に押し流す事ができる

これもホームケアで ダメージを最小限のおさえます

パーマは薬剤をコントロールする美容師次第で

ダメージが大きくなったり、最小限で済んだりします

信頼おける美容師を探して ダメージを最小限してください

ヘアアイロンによるダメージ

ヘアアイロンでのダメージ要因は熱による物

前回書いた

完全 ヘアアイロンマニュアル 

 

熱によるダメージは髪の毛のタンパク質が熱により変性してしまう

熱や化学処理をしてタンパク質が変化してしまう事をタンパク変性と言います

例えば 卵、魚、肉も熱を与えるとタンパク質が変化して固まります

髪の毛も熱を与えすぎるとタンパク質が固まっていき 限界をすぎれば焦げる

なので 髪の毛が熱でダメージをしないようにするための

工夫(熱のコントロール)が大事なんです

ヘアアイロンは温度が高いと形が付きやすいのだが

髪の毛には負担がかかりやすい

逆に低めの温度の場合は髪に負担が少ない分 形が付きにくい

この温度は髪の太さや状態によって違うので正解の温度は無いんですが

理想は低い温度で手早く巻く事がダメージを最小限ですむでしょう

  • 高温 = ダメージの原因 = 早く形が付く = 髪に負担が少ない
  • 低温 = ダメージが少ない = 形が付きにくい = 髪に負担が多い

だから ヘアアイロンは温度調整が出来る事が重要で

ヘアアイロンを選ぶ時は温度調節ができる物を選んだ方がいいでしょう

どっちが傷む  ヘアアイロンVSパーマ! まとめ

どっちも傷む!

ヘアアイロンもパーマも

それぞれの良さがあるし

どちらが良い悪いというものではないが

髪の毛は外部からの何かしらの要因で傷んでいく

ヘアアイロンもパーマも その要因の一つであることは間違いない

髪の毛は減点法で傷んでいき 一度傷んだら元には戻らないので

ヘアアイロンもパーマも きちんと理解して ダメージと

うまく付き合っていく事が大切ではないだろうか

ヘアアイロンの場合は熱をコントロールして

タンパク変性をおさえる工夫をすること

パーマの場合は信頼のおける自分の

「ヘアパートナーの美容師」を見つけることです

 

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