髪の毛を守ってくれるもの!

f:id:GOIS:20161020231608j:plain

     結合水と自由水!

(怪しいお水じゃありません。)

こんばんは、 ゴイスです

 

 今日も、結合水と自由水の髪に与える影響の話ですが

結合水?自由水?

何それ、ってひとはこの記事⇒ 髪の毛に必要な水とは! 

前回、自由水が髪内部の結合水に悪さしてるのではなかろうか・・・・?

みたいな終わり方だったがこのことに関しては

10年程前に論文が発表されてるらしい  どうぞ   

↓↓↓↓

 

 

(論文部分)

「毛髪の物性に及ぼす水の影響 はすべ て束縛水 によるもので,
自由水による影響はないということが明らかである。」

「水系の粘弾性 測定 及び示差熱測定により,
毛髪の分子運動に及ぼす水の影響が明らかにな るとともに,
その影響する水分子は全て束縛水であり,
自由水による影響は認められないことが分かった。」

 

              

こむずかしいでしょー

ふむふむ、要するに

水で髪を濡らしても自由水は直接は髪に影響なし!

という事・・・

 

って事は、水分やミネラルの補給とか言いながら よくある

なんちゃらイオン水とか、わけわからん水(自由水)を一生懸命、髪に入れても

なんら影響しない!(効果なし!)という事・・・でしょ(笑)

 

 本題に戻ろう、

髪の毛に重要で不可欠なのは結合水、とても重要!

 

そしてその大切な結合水を減らしていく原因が、

縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーなどの化学薬品によるダメージがある

では、パーマやカラーを全くやらない髪はダメージが無いのか?

答えは「NO」普段の生活のなかで

コーミングやブローアイロン等々の 物理的なダメージがある

その原因のなかのひとつに、自由水が髪に、直接悪さをするのではなく

その時の髪の状態、状況しだいでは間接的に自由水が 

結合水に悪さをするんじゃないか?

 

 現在、殆どの人がヘアカラーをやっていて

毎日シャンプーしてブローやアイロンでスタイリングするのが当たり前の時代

髪へのダメージは蓄積されていく。

手を、加えれば加えるほど髪の毛が痛んでくるのは事実であり

髪の毛は傷んだら元には戻らない。

 

髪のダメージを出来るだけ少なくする、結合水を減らさないためには

どうすればいいのか?

 

 

 

 

その キーポイント は

 

          キューティクル

 

f:id:GOIS:20161021224948j:plain

そ~ みなさん 知ってるでしょう キューティクル なんです。

 

キューティクルは、外部から髪の毛を守ってくれる大事なモノ。

 

もう一つ大切な役目は、髪が自由水で濡れたら、キューティクルが開いて

髪の毛の水分調整をすばやくしてくれるモノなんだ。

 

キューティクルが無ければ髪の毛は、髪の毛としての形状を

維持できないだろう。

 

キューティクルは 爪などと同じような組織で出来ていて

髪の毛の内部よりは、表面保護の役割もあるため

もっとも硬く、結合水も少なく出来ているようだ

自由水もあまり入らないような構造だが、逆に自由水による影響を

他の部分より受けやすい。

 

例えば、指先に怪我をして傷が治るまでばんそうこうを巻いて

過ごすとしよう。 髪の毛でいえば強力にコーティングされた状態

3,4日この状態でばんそうこうを巻いてたら、爪や皮膚は多くの水分を含み

フニャフニャに ふやけてしまうだろう

 

置き換えれば、毛髪のキューティクルは コーティング(皮膜)することで

ふやけて 結合水に 悪影響を及ぼし髪の表面保護や水分調節が

できなくなってしまうのではないだろうか。


もともと結合水が少ないキューティクルが、たっぷりの水(自由水)が入ってきたとき

に、コーティングされてるため水分の調節がうまく行かず、キューティクル自体が持つ

結合水に悪影響をあたえダメージを受けているのではなかろうか?

① キューティクルをコーティングする

②水分調整が上手くいかなくなる

③自由水が結合水に悪さをして ふやかす

④キューティクルが損傷する

f:id:GOIS:20161022224326j:plain

自由水は直接、髪の結合水には影響を与えないが

強固にコーティングされた髪の毛は

キューティクルが自由水の影響を受けて損傷する。

髪の毛を守ってくれる はずのキューティクルが

損傷して、本来の機能を果たさなければ

当然、髪の毛のダメージが進むでしょう

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました