こんばんは
最近のパーマ理論として定着した
還元剤 ↓
RSH ⇄ RS + H+
還元反応 ↓
KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH (1)
KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH (2)
酸化反応 ↓
2KSH + O → KSSK + H2O
これをベースに新しいパーマ技法が出てきました
うちの店でもやらせてもらってますが
コールドパーマにおいての実験記事で~す
意味わからんか人はスル~してね!
パーマにおいて
リバース・リアクションと呼ばれる新しい方法があるんだが
その実験をやってみよう
リバース・リアクションってなに?
還元反応 ↓
KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH (1)
KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH (2)
またこれネ!
この(1)と(2)式の
式の左側と右側がバランスを取り合うのでこれを利用して
酸化剤を活用して酸化剤の逆反応をお越し
パーマのダメージに原因になるものをできるだけ少なくし
余分なモノを削除して SSの再結合率を上げる
って 全然簡単じゃないじゃん!
結果として ダメージを少なくしてパーマの持ちも良くなるって事です
まぁ いろいろ小難しい理論があるんですが
おいおい書いていきますんで
まずはやってみよ~
はじまりはじまりー
みつばチャン 登場
水巻きで巻いて4本とも同じ1液で還元します
チオグリコール酸ナトリウム6% PH8.5 アルカリ度3.7mL
放置タイム5分
写真左から ① ② ③ ④ とします
5分放置後スポイドで4本とも水洗
その後 ②と④だけ 弱アルカリ水(PH9)を塗布
(還元剤の働きを促進する狙いで塗布しなかったロッドと比較する)
5分放置後もう一度 スポイドで4本とも水洗 ②と④だけ 弱アルカリ水を塗布
この工程は
ジチオグリコール酸をそ水洗して還元促進しているのだが
ちょっと前迄は クリープパーマとして水洗後に放置していたが
クリープパーマの理論も最近 訂正された
タンパク質が 応力緩和でズレていくと考えられていたが
実は ジチオを流すことで還元が促進されていくと考えられる
工程はクリープと同じなんだけど(ただスポイド水洗)
ちょっと頭の中のイメージがかわるな
そしてこれから
リバース・リアクションに入るが
①と②はこのままブロム酸6%で5分+5分の酸化
③と④はDO-Sブロム3%塗布してすぐにDO-S R−STOPも塗布
10分放置後にブロム酸6%で5分+5分の酸化
4本ともアシッド処理して終了
リバース・リアクションした③④が少し①②より少し強くかかっているよう見える
R−STOPで還元を止めているので
4本すべての還元タイムは同じなんだがリバース・リアクションした③④の方が
少し強く見える? 極端なちがいはないが 少し還元が進んだのだろうか
リバース・リアクションは まだ続けて実験しよう
それと ②と④ に塗布したアルカリ水だが還元促進の意味で
塗布したが あまり差はでなかった
①と②を比べても
③と④を比べても さほどの違いは感じない
別の還元剤でもやってみよう・・・ つづく
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