こんにちは 坂口です
先日 新幹線に乗っていた時の事ですが
自分の前の席に
シートを向かい合わせで座っている
おばちゃん ご年配の3人組の方が
楽しくお話されてました
(絶え間なく ずぅ~~っと!)(汗)
そんな状態の後ろの席に
私は一人で座ってたもんで
この方達のお話が
聞きたくなくても
丸聞こえでした(笑)
「太った、痩せた」
「ここが痛い あそこが痛い」
「○○が体にいいんだって~」
「それ、毎日食べてる!」
「ガハハハッ!!」(笑)
みたいな健康ネタが多かったですが
しゃべることも
健康維持につながるんでしょうね
まぁ たまに見かける状況です(^^)
そんな 会話の中で
白髪の話も出てました
白髪が「多い」とか「少ない」とか
白髪染めの話までネタはつきませんね!
一人方が 美容室やホームカラーで
白髪染めをしてたらしいですが
痒みがだんだん酷くなってきたので
「今はヘナで染めてるの~!」
って 話されてました
この話を聞くと この方の
ジアミンアレルギーが予想できます
酷くなる前に ヘナに変えられて
正解かもしれません・・・
ドラッグストアには溢れるくらいの
ホームカラーが手軽に購入できるように
販売されてますが ヘアカラーでは
アレルギ―の事も
考える必要があります!!
ジアミンアレルギーの症状は様々
人によって軽い痒み程度の人もいれば
猛烈な痒みで 酷くなると
頭皮だけでの症状でなく
耳回りや首もとまで
痒みやかぶれ、ただれ、赤腫れなど
さらには 顔面や目にまで
症状がでてしまう事もあります
市販で買えるヘアカラー剤には
ほぼこのジアミンが含まれていると考えていいし
美容室でのヘアカラー剤にも
ジアミンが含まれているものが多いです
ジアミンに対して抗体をつくる
カラー剤のジアミン成分は
髪の毛に塗布する分は問題は無いんですが
頭皮(地肌)にカラー剤が触れると
ジアミンに対する抗体を作ります
後々この「抗体」が
アレルギーの原因 となります
最初はヘアカラーしても
ジアミンアレルギ―が出なかった人でも
ヘアカラーを長年続けているうちに
(毎回、頭皮にカラー剤がついてしまう)と
抗体の力がどんどん強くなり
ジアミンアレルギーを発症してしまうと
痒みやかぶれがおきます
それまで
アレルギーとは無縁だった人でも
ある日 突然にって事もあるんです
ジアミンアレルギーは
よく花粉症に例えて説明するんですが
コップに少しずつ溜まっていく水のイメージで
溢れるまでは自覚や症状は出ませんが
許容範囲を超えると(コップの水が溢れると)
アレルギー症状として現れます
アレルギー症状はないって人も
まだコップの水が
溢れる手前ってだけかもしれません
ヘアカラーを繰り返すなかで
コップの水は少しずつ増え続け
ある日を境についに溢れてしまう
コップの限界容量が大きい人は
一生アレルギーが出ない人もいるでしょうし
コップの容量が小さい人は
アレルギーが出やすいでしょう
個人差はあります
対応・対策?
パッチテストはもちろんですが
ヘアカラーを行なう施術時に
なるべく地肌には染料が
付着しないよにして塗布したりします
ジアミンは髪の毛に塗布する分には
抗体に影響はないので
頭皮にベッタリ薬剤が付かないように
ギリギリから塗布して
極力 頭皮への付着をへらして
コップの水を増やさないようにしていきます
プロの美容師なら地肌に染料を付けずに
かつ綺麗に塗る事が可能です
頭皮につけないカラーリング「ゼロタッチ」
ウチの店でもオススメしてる
この ゼロタッチ とは
頭皮にカラーの薬剤を付け無いように
根本ギリギリから綺麗に染めるカラーリング技術です
通常はカラー剤を根元からしっかり塗布しますが
ゼロタッチカラーは頭皮にカラーの薬剤がなるべく
付かないように1~2mm 頭皮から離して塗布します
これにより 頭皮に与える刺激やダメージを
最小限に抑えることが可能になり
ジアミンアレルギー予防にもオススメです
*注 ジアミンアレルギーを発症してる方は
ゼロタッチ塗布でも危険性がありますので
施術できません
薬剤を頭皮につけたくないという人は
全てのヘアカラーで
このゼロタッチの施術が可能なので
遠慮なく相談して下さいネ!
少しでも安全なカラーを
提供していけるように!
それでは またね(^^)
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