日本人は綺麗好きで 毎日入浴するのが当たり前な国民です
当然シャンプーも毎日する人が多いと思います
身体を洗う時は石鹸・ボディソープ 髪を洗う時はシャンプー!
こんばんは~ GOIS です
汗や埃は水だけでも落ちるけど
皮脂やスタイリング剤などを落とすには
主成分である界面活性剤の力が必要なんです
界面活性剤って・・??(何)
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シャンプーの洗浄成分 界面活性剤!
界面活性剤というのは水と油を混ぜるものです
例えば水と油を容器に一緒に入れたとする
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当然 水と油なんで混ざらない
比重の重い水が下の方に溜まり軽い油のほうが上に浮く
そこに 界面活性剤を入れます
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するとぉ
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そ~なんです
混ざるはずのない水と油が
混ざっちゃいました
本来は水と油のように混じり合わない物を
混ぜ合わせる役目をするのが界面活性剤!
具体的にイメージしてもらうと
空のペットボトルに水を入れて少量の油を入れます
そして 蓋を閉めてよく振ると混ざりあったように見えますが
しばらく時間が経つと
水の表面に油が浮いて分離してしまいます
では
その水と油が分離しているペットボトルに
台所洗剤を入れてまた振ると色が乳白色に変化して
今度は完全に混ざりあいました
まぁ簡単に説明するとこんな感じです
界面活性剤がシャンプーでどんな仕組みで汚れを落とすのか?
まずは、界面活性剤の分子イメージです
こんなのが沢山集まって 界面活性剤ができてます
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そして頭皮や髪に汚れが付着している
シャンプーする前にしっかり濡らして流しシャンプーを使う
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膨潤・浸透
水分と一緒に界面活性剤の親由基(-のマッチ棒みたいなの)が汚れの表面に集まり
毛髪と汚れの付着力を弱める
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乳化
界面活性剤が水では入り込めない汚れと毛髪の隙間に浸透し
汚れを引き離して液中に溶かしだす
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界面活性剤の油にくっ付く部分が
汚れにくっ付き 親水基の水にくっ付くところが
水にくっ付いて汚れを 頭皮や髪から引き剥がしてくれる
親油性の成分が汚れや油に吸着して汚れを浮かせて分離させる
浸透作用・乳化・分散作用などが起こる
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界面活性剤が汚れを包むようにくっ付き
頭皮や髪から 引き剥がし
水の中に浮いて フラフラ しているようなイメージ!
そして実際は 髪の毛や頭皮にも
界面活性剤は沢山くっ付いてます
これで 汚れがもう一度髪についたりする事が 防げるって理屈なんです
ただぁ 界面活性剤(洗浄成分)は髪や頭皮に残留すると
あまり良くな~い!
だから 一番大事なのが すすぎ流し!
シャンプーはすすぎがとても大事で
引き剥がした汚れをしっつかり流して髪に残らないようにするのが大事!
そして よ〜くすすぐ事により汚れがキレイサッパリ流れ落ちる
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こんな感じで
シャンプーに配合されてる 界面活性剤という成分が
頭皮や髪の毛の汚れを 落とすのです!
簡単に解り易く書きましたが
もっと詳しく書けばとっても複雑で
湿潤作用・浸透作用・乳化・分散作用 再付着防止作用
泡だちによるメリット、デメリットなど
いろんな事を想定して
いろいろな成分の配合量と調合方法でシャンプーは作られています
だから シャンプー解析や鑑定で内容成分の説明だけで
評価をつけたりしてますが
配合量も調合方法も解らないのに 良し悪し付けても
信憑性はどうなんでしょうか?
内容成分の情報だけでは 本当の良し悪しなんて比べられないでしょ~・・・
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美容室 Red clover
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