ど~もォ~ GOIS です
今やヘアカラーは当たり前で
カラーリングしてない人を見つけるのが大変なぐらいの時代です
昔は 日本人は黒髪であることを重要視していました
明るい茶色の髪は どちらかと言うと敬遠されがちで
不良の始まり的なイメージが強かったと思います
しかし 時代が移り変わり 価値観も変わり
さまざまな色のヘアカラーをした人々を
町で見かけるようになり
黒髪はあくまでも地毛の色であり
数ある髪の毛の色のひとつという
認識になってるんじゃないでしょうか
今日はそんな ヘアカラーの仕組みとダメージの話!
一口にヘアカラーと言ってもいろんな種類があり
ファッションカラー(おしゃれ染め)からグレイカラー(白髪染め)まで
これまた種類の 多いことっ!
では、一般的にカラーの薬剤を髪の毛に塗って髪の内部でなにが起きているのか?
ファッションカラーでもグレーカラーでも基本原理は同じで
自分の髪のメラニン色素をブリーチ剤で脱色して明るくしながら
ヘアカラー剤の色素を入れて髪の内部で発色させる!(赤・青・黄色など)
まずこの図
ヘアカラーをする前の髪の毛の中には「メラニン色素」という
人間をはじめ 動物・植物が持つ色素で このメラニン色素が
髪の中にたくさんあるので髪の毛は黒く見える(この状態が黒髪の状態)
その黒髪にヘアカラーの薬剤をのせると
カラー剤に調合されてる「ブリーチ剤(脱色剤)」が
メラニン色素を壊していく
そして
メラニン色素が壊されると色素の数が少なくなり
黒色だった髪が茶色くなり明るくなる
ブリーチしてるのと同時進行でヘアカラー剤に
調合されていた染料が化学反応を起こし
新しい色素が髪の内部で発色していく
キチンと色が発色したら シャンプ~ぅ!
残留オキシとアルカリの処理して終了~。
っていうのがへアカラーで髪が明るくなって希望色に染まる仕組みです
ヘアカラー剤の中には ブリーチ剤(脱色) と 色素(染料)が
入っていて この2つが髪の中で黒い部分を脱色しながら
希望した色の染料が髪の内部で発色して髪の毛を明るく染めてるんです
ダメージの原因となるのはなに?
ヘアカラーでヘアダメージに直結するのは
ブリーチ(脱色)が入ってるって事です
ブリーチ剤で髪のメラニン色素を破壊する
自分の髪のパーツを壊すので、当然ダメージがある
実際、髪の毛を明るくするようなヘアカラー剤には
必ずブリーチ剤が入っていて 脱色して髪を明るくしてるんです
茶色の明るい染料で、黒髪の上から
染めて明るくなっているのではなく
脱色して、黒の色素を破壊して
髪を明るくして 求める色の染料が発色しているだけです
カラー後に、数日時間が立つと少しずつ
カラーの色素が髪から抜けていきます
褪色といいますが褪色すると染まっていた色味はなくなりますが
髪の毛は明るい茶色のままですよね!
この茶色が、自分のメラニン色素を削った色で
元の黒には戻りません(ずぅ~っと茶色!)
アルカリ酸化染料と呼ばれるヘアカラー剤には
たいして明るく染まらない白髪染めなどでも
ブリーチ剤は必ず入ってます
そして 壊したメラニン色素は 再生も修復もされることありません
ヘアカラーでの髪のダメージは
このブリーチ(脱色)がほぼ原因!!
ヘアカラーは根本が伸びると
次のカラーリングの時期が来ますが
このブリーチ(脱色)を
美容師にしっかりコントロールしてもらうのが
ヘアカラーでダメージを最小限に抑えるポイントです
たくさんの種類のヘアカラー剤があり
『ダメージレスで 髪に優しい』などの
まるで ダメージがないようなイメージの商品でも
自分の黒髪が少しでも明るくなるヘアカラーは
必ずブリーチ剤が配合されています!
- ダメージレスでも
- 髪に優しくても
- 栄養成分配合でも
ダメージはあります!(爆)
自分のメラニンを削る以上
髪を傷めない理屈は見あたりません
ドラッグストアに並んでる
ホームカラーの商品も
多種多様で同じように
『ダメージレスや髪に優しい』
『簡単しで しっかり染まる』
などのキャッチコピーで販売されてますが
また、このホームカラーが
更にダメージを進ませる結果に・・・(ToT)
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