「生まれつきクセ毛でストレートヘアーは憧れ!」
「ストレートヘアーの子が うらやましい・・・」
「昔は サラサラな髪だったのに思春期頃からクセ毛に!」
クセ毛で悩んでる方は 結構いらっしゃいます!
ど~も 坂口 です
昔は プラスチックの板を髪の毛に貼り付けて
クセを伸ばすパーマが当時のストレートパーマだった
その後すぐに縮毛矯正という技術が出てきて
プラスチックの板のストレートパーマとは
比べ物にならないくらいに クセ毛が伸びてくれる
ストレートパーマ(縮毛矯正)は
美容室のメニューの中でも
もっとも 失敗しやすく
デリケートな 仕事を要求されるメニューです
今日は ちょ~っと やってみましょ~か?
美容師が
縮毛矯正の技術で大事だと思ってるのは?
薬剤や処理剤の知識!
アイロン操作の技術!
そう 確かに大事!
しかし アシスタントの時代に
先輩の縮毛矯正のアシストする為に
一番最初に練習したのは
薬剤塗布じゃ~ないですかぁ?
先輩の指示どうりに 薬剤を塗布する為に
練習したはずです
この薬剤の塗布技術が大切で
必要な部分に正確に適量を
素早く塗布する事が大事になります
例えば
アシスタントと二人で塗布する場合に
塗布量の塗りムラが出たり
一人で作業しても塗布量の基準を
持っておかないと 毎回塗布量のバラツキが出てしまう
結果 思うように伸びなかったりする
それじゃ ちょ~っと実験!
うちの店では 新人のアシスタントが
薬剤塗布の勉強する時にやるんだけど
まず 二本の毛束に
チオグリコール酸ベースの還元剤 PH8.5程度の薬剤を
塗布量を 変えて塗る
赤い方が 少なめ
緑の方が 多め
担当する美容師によって塗布する量が
バラついたと仮定する
みんな 自分の塗布量の基準があると思うけど
その塗布量には 個人差がある
アシスタントと二人で塗布したりして
塗布量が違いすぎるとどうなるか?
一人で塗ったとしてもムラがあると
還元の進み方がバラバラになるでしょう
だから アシスタンと塗布量がバラつかないように
うちの店では塗布技術のトレーニングをしながら
スタッフ間でバラつかないようにしてます
じゃぁ 実験の続き
ストレートの薬剤だけど ロッド巻いてカールのかかりで
還元の度合いが どのくらい違うかを見てる
さっきの状態で 15分タイムいれて放置
タイマーが鳴ったら すぐ流して ロッドに巻く
そして そのまま ブロム6% で 5分+5分 2液処理 終了~!
結果は こ~なる!!
還元剤・放置タイム・ロッドの大きさ 全て同じ条件
違うのは塗布量だけ
まぁ なんとなく予測はできてたと思うけど
実際には これだけ還元状態が変わってくるってこと
塗布量や 塗布の仕方で 結果は変わる!
そうです どんなに良い薬・良い処理剤などが出てきても
最終的に使いこなすのは美容師で
その美容師のトレーニングにより培われた 塗布技術 なんです!
実際の現場では お客さんの髪の状態などで
多めに塗布する場合や
少なめに塗布する場合もあるでしょう
だから トレーニングにより
スタッフ同士でバラつかないように基準をつくり
必要な部分に 正確に 適量を 素早く
塗布する事が大事です!・・・
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