最近は縮毛矯正の薬剤や技術への考え方など
ダメージを減らしてより良く仕上げたいと言う美容師の思いがあり
それに伴い毛髪化学や薬剤知識の意識も高くなってると思う
こんばんは~ 坂口 です
縮毛矯正は美容室の中でもダメージに繋がり易いメニューなんだけど
弱酸性ストレートや GMT・スピエラなどの還元剤の活用で
ダメージレスを謳った縮毛矯正の宣伝も多く目にする
トリートメントストレートとか 改善・修復とか
いろいろあります
髪を傷めない縮毛矯正は存在するか?
ダメージの原因は何か
美容室では ダメージの原因になりやすいアルカリ剤を使用する
しかし
アルカリ剤が無いと カラーやパーマができなかったりもする (^_^;)
よくアルカリが傷める
ダメージと言えば 真っ先にアルカリがって言われる
縮毛矯正ではこのアルカリとアイロンの熱が組み合わさり
髪の毛に負荷をかけているのは間違いない
では
弱酸性でかければダメージが少ないのでは?
確かに弱酸性タイプの薬剤であれば
アルカリによる負担はかからない
しかし
パーマや縮毛矯正においては 必要な還元反応がある
還元反応とは 髪の毛の中の結合を切る化学反応ですが
過度な還元は断毛につながるような 強力な化学反応でもある
酸性領域で還元作用が働く薬剤は
アルカリによるダメージは無いとはいえ
髪の毛の結合を切断してるわけで
弱酸性でも扱いを誤ると確実にダメージに繋がる
いくら弱酸性領域の還元作用でも
髪の毛の結合を切るわけだから
髪にとって負担なのは間違いない
マイナスな事ばかり並べたけど
そぉ~は言っても 縮毛矯正を必要とする
クセ毛の方には 無くてはこまる強い味方で
ダメージを少なくしながら 縮毛矯正を行なうしかない
その為には 美容師が髪の状態をみながら
髪の負担をコントロールしていくしかありません
かけた直後が
綺麗に伸びているのは当然ですが
数ヶ月後に
前回の矯正した部分がどんな状態か?
クセの戻りはないか?
ダメージ状態はどうか?
根本と毛先で
どれくらい状態の違いがあるか?など
いろんな状態を考慮して
縮毛矯正を繰り返していく過程で
長いスパンでスタイルを維持できるように
責任をもって施術していきます (^O^)
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