シャンプーに入ってる界面活性剤で汚れが落ちるのは
理解いただけたとおもいますが
今日はその続き~
こんばんは ゴイスです
ネット上でシャンプーやトリートメントの内容成分や界面活性剤を
分析したりして鑑定したり 格付けしたりするサイトがありますよね
例えば
「このシャンプーは洗浄力もマイルドで優しいシャンプーで満点五つ星!」
「こっちのシャンプーは石油系で洗浄力の強い界面活性剤を使用しているので
刺激があるので駄目シャンプー!」などの
内容成分の分析や解析で評価・採点されていて
信憑性があるのか 無いのかよくわからんが
専門用語がたくさん出てきて とにかくすごい自信だ!
一般素人の消費者が見れば
少なからず 誤解を生んでしまう場合もるんではないだろうか?
このシャンプーは 石油から合成されてるので駄目なシャンプーです!
オーガニックだから マイルドで安心なシャンプーです!
はたして本当にそうなのか??
シャンプーの解析ってどうするの?
シャンプーの容器の裏側に 内容成分が書いてあるハズです
シャンプーは半分くらいは水です
1番最初に配合量が最も多い成分で水が50,60%ぐらい
次が2番目に配合量が多いもの その次が3番目に多く配合されてる成分
と、いった感じに配合量の多い順に表示されてます
配合量が1%未満の成分は多い順番ではなくランダムに表示されます
だいたい2、3番目に書いてある物が主たるシャンプー洗浄成分となります
そこに書いている成分を YAHOO検索 に打ち込めばすぐに出てきます(笑)
そう 成分を検索すればどんな成分が主成分でその成分がどんなもので
他にどんなものが入ってぐらいは誰でも解るでしょう
少し知識のある人であればうんちくくらい語れるでしょう
しかしそれだけでは評価できない部分もあるんです
シャンプーは 幾つもの成分が複雑に混ざりあって作られています
だから成分だけでなく配合量や調合方法などが解らないと
良いとか悪いとか、一つ星、五つ星とかの評価はできないんでは??
そのシャンプーに 〇〇成分が 何%入っていて
別の〇〇成分が何%はいってる!
そんなのまでは成分表には表示してないし
シャンプー作ってるメーカーにしかわかりません
当然 企業秘密です!!
そ~すると
シャンプーの成分は解ったし
表示の順番が先にある成分から多く配合されている が、しかし
正確な配合量や調合のバランスまでは解らない・・・
例えば
シャンプーに入ってる界面活性剤は同じ物を使い
他の内容成分もほとんど同じで作っても
ミックス方法や配合量のバランスで
まったく違うシャンプーになったりするんです
シャンプー解析、分析に信憑性を感じない理由
ズバリ!内容成分の正確な配合量がわからないから
シャンプー解析で
頭皮に悪い 駄目シャンプーの上位にランクインする
高級アルコール系の界面活性を A とします
逆に 肌や髪にも優しい 天然オーガニックが原料の
アミノ酸系界面活性剤を B とします
界面活性剤の洗浄力を比べてみましょう
Aの高級アルコール系の 界面活性剤は
とにかく洗浄力が高く 刺激も強い 洗浄力抜群
だから危ない ダメダメよ って評価ですね
そして B のアミノ酸系界面活性剤は
お肌にも髪にも低刺激で 安心の成分で洗浄力は低い
マイルドなんで安心安全です って評価です
表にしてみるとこんな感じかな
⇩⇩⇩
危険な高級アルコール系の合成界面活性剤の洗浄力 → A
安心・安全なアミノ酸系界面活性剤の洗浄力 → B
洗浄力だけを 比較したら こうなります
この比較だけを見て
Aの界面活性剤を使用しているシャンプーは 刺激も強く 髪や頭皮に悪い
Bの界面活性剤を使用しているシャンプーは マイルドで髪や頭皮にとても優しい
そして
シャンプー解析では
A の界面活性剤は悪い 星一つ
B の界面活性剤は良い 星五つ
っと なるんです
さっきも書いたんですが
シャンプーは複雑に混ざりあって
いろんなミックスバランスで作られています
本当にその界面活性剤の洗浄力の比較だけで
善し悪しが決まるのだろうか?
Bのように 髪や頭皮に安心・安全な
天然オーガニックアミノ酸系界面活性剤では
頭皮や髪の毛の汚れは洗浄力が低すぎて
きれいに落ちてくれないんです
AとBの界面活性剤を使って
洗浄力を同じくらいのレベルで汚れが落ちるように
シャンプーを作るとすると
配合量の比較はこんな感じ
⇩⇩⇩
洗浄力の高いAの界面活性剤の使用量は
少なくても汚れがキッチリ落ちる
マイルドだけど 洗浄力の弱いBで
汚れをキッチリ落とすためには
当然 Bの界面活性剤を 大量に配合しなけれならない
界面活性剤が頭皮や髪に良くにないという考えで語るなら
A 洗浄力が強く刺激もあるが配合量が少ない
B 低刺激でマイルドと言われていてもたくさんの量が 配合されていると
けっして 安心、安全だとは言い切れないんじゃないでしょ~か?
もしかすると
Bのたくさん配合されてるシャンプーより
Aの少量しか配合されてないシャンプーの方が 刺激が少ない場合もあるのでは?
そしたら Aのシャンプーは洗浄力はあるけどマイルドシャンプ~
なぁ~んて事も あったりなかったり(笑)
洗浄力の強い成分をすこ~し
洗浄力の弱い成分をた~くさん
どちらが マイルドとか 解りませ~ん
結局のところ 成分の分析だけで善し悪しを評価しても
その 配合量が解らないときちんと評価できないんです
シャンプーの解析などでは
正確な 配合量も解らないのに
内容成分や 界面活性剤の比較だけでランク付けされてますが
あなたは信じれますか?・・・・
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