髪が細く・うねる…年齢のせい?"加齢毛"の正体と今からできるケア
「最近、髪が細くなった気がする」「前はなかったうねりが出てきた」「パサついて、ツヤがなくなった」……
そんな変化を感じていませんか?もしかするとそれは、傷みではなく年齢による髪質の変化かもしれません。美容業界では「加齢毛」や「エイジング毛」と呼ばれています。
年齢とともに、髪はこう変わる
肌と同じように、髪も年齢とともに少しずつ変化していきます。個人差はありますが、一般的に20代後半〜30代ごろから変化を感じはじめる方が多いといわれています。
- 髪が細く、やわらかくなる
- ハリやコシがなくなり、ボリュームが出にくい
- うねりやクセが出てくる、強くなる
- パサつき、ツヤがなくなる
- 白髪が増える
髪の中がスカスカに?「毛髪粗鬆(そしょう)」
ヘアケア製品メーカーのミルボンは、髪の内部を高い精度で観察する技術を使って、年齢とともに髪の内部の密度が下がり、すき間ができていく現象を発表しました(2013年)。骨がスカスカになる「骨粗鬆症」になぞらえて、「毛髪粗鬆」と呼ばれています。
髪の内部の密度が下がると、次のようなことが起こりやすくなります。
- ハリ・コシがなくなり、ペタッとしやすい
- 水分を吸いやすくなり、うねりや広がりが出やすい
- カラーやパーマ、熱などのダメージを受けやすい
つまり、若いころと同じお手入れや施術をしていても、同じダメージで済まなくなってくるんです。
髪の「エイジングケア」、肌と違うところ
肌は新しい細胞に生まれ変わっていきますが、すでに生えている髪は生まれ変わりません。一度変化した髪や傷んだ髪が、ケアで元どおりになるわけではないんです。
👉 トリートメントで髪は治る?「傷んだら戻らない」本当の理由
だからこそ、髪の年齢に応じたお手入れで大切なのは、次の2つです。
- 今ある髪に、これ以上ダメージを重ねないこと
- これから生えてくる髪のために、頭皮の環境を整えること
年齢に応じた髪のお手入れ5つ
1. カラーは「根元だけ」を基本に
白髪が増えてカラーの回数が増える年代こそ、毎回毛先まで染めるのはNG。伸びた根元だけを染めるリタッチを基本にしましょう。ホームカラーで毎回全体を染めるのは、加齢毛にとって大きな負担です。
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2. やさしく洗って、しっかりすすぐ
洗浄力の強すぎないシャンプーで、頭皮を指の腹でやさしく洗いましょう。すすぎ残しは、頭皮トラブルやベタつきの原因になります。
3. 濡れたまま放置せず、すぐ乾かす
濡れた髪はとてもデリケート。タオルで押さえるように水気をとったら、根元から手早く乾かしましょう。根元を立ち上げるように乾かすと、ボリュームも出やすくなります。
4. 熱と紫外線から守る
アイロンは温度を上げすぎず、同じ場所に何度も当てないように。外出時は帽子や日傘で紫外線を浴びすぎないようにしましょう。
5. 毎日のトリートメントで表面を整える
水分を吸いやすくなった髪は、表面を整えておくことで、手触りやまとまりが変わってきます。洗い流すトリートメントと、洗い流さないトリートメントを上手に組み合わせましょう。
まとめ
- 髪は年齢とともに、細く・うねり・パサつきやすくなる
- 髪の内部の密度が下がる「毛髪粗鬆」で、ダメージを受けやすくなる
- 生えている髪は生まれ変わらないので、ダメージを重ねないことが最大のケア
- カラーはリタッチ、やさしく洗ってすぐ乾かす、熱と紫外線から守る、毎日のトリートメント
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参考文献
・株式会社ミルボン「加齢に伴う"毛髪粗鬆"の発見」(2013年10月)


