パーマとコーティング除去の実験②:洗い続けた後の変化
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前回の記事では、コーティングが蓄積した毛束ではパーマのウェーブが出にくくなることをご紹介しました。今回は、コーティング除去シャンプーで洗い続けた後にパーマをかけると、どのような変化が起きるかの実験結果をお伝えします。
この記事のポイント
- コーティング除去シャンプーで10〜15回洗った後、コーティングなし毛束のウェーブが改善した
- コーティングが蓄積した毛束はウェーブが依然として弱いまま
- 「髪に良い」とされるトリートメントでも、成分によってパーマの邪魔をすることがある
- パーマ前のコーティング除去が仕上がりの差につながる
実験②:コーティング除去後のパーマ結果
前回の実験では、3本の毛束(コーティングあり・コーティングなし・対照)に同条件でパーマをかけ、コーティングのある毛束ではウェーブが出にくいことを確認しました。今回は、コーティング除去シャンプーで10〜15回繰り返し洗浄した後に改めてパーマをかけました。
結果として、コーティング除去後の毛束ではウェーブが出やすくなり、パーマのかかりが改善されました。一方で、コーティングが残った状態の毛束は、同じ薬剤・同じ条件でパーマをかけてもウェーブが弱い状態が続きました。
「髪に良い」トリートメントがパーマを妨げることがある
保湿効果や手触り改善を目的とするトリートメントの多くには、髪に吸着してコーティング層を形成する成分が含まれています。これらは使用感の改善には有効ですが、積み重なることでパーマ薬剤の浸透を妨げる原因になることがあります。
「髪のためにトリートメントをしっかりしているのに、パーマがかかりにくくなった」という場合、その可能性があります。パーマ施術の前にコーティング除去シャンプーで数回洗浄しておくと、薬剤の浸透が改善されることがあります。
パーマとホームケアの両立
パーマをきれいに仕上げ、長持ちさせるためには、施術前のコーティング除去と、施術後の適切なホームケアの両方が重要です。コーティング成分の多いトリートメントを毎日使うと、次のパーマ施術時のかかりに影響する可能性があることを知っておくと、ケア製品を選ぶ際の参考になります。
パーマの仕上がりやホームケアについてのご相談はお気軽にどうぞ。現在の髪の状態に合ったケア方法をご提案します。
まとめ
コーティング除去シャンプーで10〜15回洗浄した後にパーマをかけると、コーティングなし毛束ではウェーブの改善が確認されました。一方でコーティングが残った毛束は同じ条件でも仕上がりが弱いままでした。「髪に良い」トリートメントでも、コーティング成分が蓄積するとパーマの薬剤浸透を妨げることがあります。パーマ前のコーティング除去と、日常ケアのバランスを意識することが、パーマの仕上がりと持続を改善するポイントです。

