“ボタニカル=やさしい”は誤解?美容師が教えるシャンプーの選び方

ハーブや植物に囲まれた化粧品ボトル(ボタニカルシャンプーのイメージ) シャンプー

※本記事にはプロモーションが含まれています。記事内で紹介している商品は、当店の関係者が販売している商品です。

いらっしゃいませ~ Red cloverです。

ドラッグストアのシャンプー売り場に行くと、「ボタニカル」「オーガニック」「植物由来」といった言葉がずらり。なんとなく“自然=髪や頭皮にやさしい”イメージがありますよね。

でも、その言葉の意味、きちんと説明できますか?今回は、ボタニカルとオーガニックの違いと、言葉のイメージに振り回されないシャンプー選びのコツをお話しします。

「ボタニカル」ってそもそも何?

ボタニカル(botanical)は、英語で「植物の」「植物学の」という意味。シャンプーでいうと、植物由来の成分を配合していることをアピールする言葉として使われています。

ただし、「どれくらい植物由来の成分が入っていればボタニカルと呼べるか」という決まった基準はありません。少しでも植物エキスが入っていれば「ボタニカル」とうたえてしまう、というのが実情です。

「オーガニック」との違いは?

オーガニックは、本来化学肥料や農薬に頼らずに育てた植物(有機栽培)を指す言葉です。オーガニックシャンプーは、そうした有機栽培の植物原料を使っていることをアピールしています。

ボタニカルオーガニック
意味植物の、植物由来の有機栽培の
ポイント植物由来の成分が入っていること原料の植物の”育て方”
統一された基準なし国や認証機関によってさまざま

日本化粧品工業会によると、自然やオーガニックをうたう化粧品は世界的に人気が高まっている一方で、その定義や解釈は地域や認証機関によってバラバラで、消費者が同じ基準で商品を比べることができない状況でした。

そこで国際標準化機構(ISO)が、化粧品に含まれる自然・オーガニック成分の割合を計算する国際規格「ISO 16128」を定めています(2016〜2017年)。ただし、この規格はあくまで成分の比率を数値で示すためのもので、その商品が「オーガニック化粧品かどうか」を判定するものではないとされています。

「植物由来=やさしい」とは限らない

ここがいちばん大事なポイント。ボタニカルやオーガニックという言葉だけでは、髪や頭皮に合うかどうかは判断できません。

  • シャンプーの洗い心地や洗浄力を決めるのは、主に洗浄成分の種類とバランス
  • 植物エキスがたくさん入っていても、洗浄成分が強ければ乾燥しやすいことも
  • 植物由来の成分でも、肌に合わない人はいる

ほかにも「アミノ酸系」「ノンシリコン」「天然成分」「マイルド」「補修」など、髪によさそうな言葉はたくさんありますが、どれもそれだけで良し悪しは決まりません。イメージの言葉ではなく、中身を見て選ぶことが大切です。

美容師が教える、シャンプー選びの3つのコツ

1. 「全成分表示」の最初のほうを見る

化粧品のシャンプーは、法律で配合されているすべての成分を表示することが決められていて、基本的に配合量の多い順に並んでいます。水の次あたりに書かれているのが、そのシャンプーの土台になる洗浄成分です。「ボタニカル」の文字より、ここをチェックしましょう。

2. 自分の髪と頭皮の状態に合わせる

皮脂が多い人、乾燥しやすい人、カラーやパーマをくり返している人。必要な洗浄力は人によって違います。迷ったら、担当の美容師に今の髪の状態を見てもらうのがいちばんです。

3. “きちんと落として、残しすぎない”を基準に

シャンプーの本来の役割は、頭皮と髪をきれいに洗うこと。いろいろな成分を”足す”ことより、汚れや余分なスタイリング剤をきちんと落とせるかを大切にしてください。

👉 あわせて読みたい:そのトリートメント、重ねすぎ?ヘアケアは”シンプル”が正解

当店で取り扱っている植物由来シャンプー

MUSE アロマシャンプー…シアバターなどの植物性オイルをベースにしたシャンプーです。ストロベリーチャームやサボンなど5種類の香りから選べます。

「植物由来だからいい」ではなく、洗い心地や香り、髪の仕上がりが自分に合うかどうかで選んでいただきたいので、実際に使ってみた感想をまとめた記事もご覧ください。

👉 植物由来シャンプー「MUSE」を美容師目線で試してみた

※当店の関係者が販売している商品です

まとめ

  • ボタニカルは「植物の」、オーガニックは「有機栽培の」という意味
  • どちらも統一された基準はなく、言葉だけでは中身はわからない
  • シャンプーは全成分表示の最初のほう(洗浄成分)をチェック
  • イメージより、自分の髪と頭皮に合うかどうかで選ぶ

よくある質問

ボタニカルシャンプーとは何ですか?

植物由来の成分を配合していることをアピールしたシャンプーです。ボタニカルは英語で「植物の」という意味ですが、どれくらい植物由来成分が入っていればボタニカルと呼べるかという決まった基準はありません。

ボタニカルとオーガニックの違いは?

ボタニカルは植物由来の成分が入っていること、オーガニックは化学肥料や農薬に頼らずに育てた植物原料を使っていることを指します。どちらも統一された基準はなく、国や認証機関によって考え方が異なります。

ボタニカルシャンプーなら頭皮にやさしい?

言葉だけでは判断できません。洗い心地や洗浄力は主に洗浄成分で決まり、植物由来の成分でも肌に合わない人もいます。全成分表示の最初のほうに書かれた洗浄成分を確認し、自分の髪と頭皮に合うものを選びましょう。

関連記事


参考文献
・日本化粧品工業会「自然オーガニック指数表示」
・環境省 化学物質情報ケミココ「化粧品」(全成分表示について)
・各商品の成分は販売元の商品情報に基づきます

美容室 Red clover

熊本県山鹿市鹿本町椎屋872-1
美容室 Red clover
TEL 0968-46-1688

コメント

タイトルとURLをコピーしました