パーマ後のケア方法|美容師が教える正しいシャンプーの仕方
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こんにちは、Red cloverです。
「せっかくかけたパーマ、すぐ取れてしまわないか心配」「パーマ後はどうやってシャンプーすればいいの?」
パーマをかけたあと、お客様からいちばん多くいただくのが「おうちでの洗い方」についてのご質問です。パーマのもちや手触りは、サロンでの施術だけでなく、毎日のシャンプーと乾かし方で大きく変わります。美容師として32年、パーマをかけた髪を見てきた経験から、パーマ後のシャンプーの仕方と、選びたい成分、避けたい習慣をまとめました。
この記事の結論
- パーマ当日のシャンプー:サロンで後処理(残留薬剤の除去)が済んでいれば、当日でも洗って大丈夫。ただし最初の数日はやさしく洗う
- 洗い方の基本:ぬるま湯でしっかり予洗い→泡で頭皮を洗う→毛先はこすらず泡を通すだけ
- 選びたい成分:アミノ酸系・ベタイン系のマイルドな洗浄成分、ヘマチン、加水分解ケラチンなどの補修成分
- 避けたい習慣:ゴシゴシ洗い、熱すぎるお湯、自然乾燥、濡れたままのブラッシング
パーマ後の髪はどんな状態?
パーマは、1剤(還元剤)で髪の内部の結合をいったん切り、ロッドで形をつけたあと、2剤(酸化剤)で新しい形に結び直す施術です。薬剤の力で髪の内部構造を組み替えているので、施術直後の髪は次のような状態になりやすいです。
- キューティクルが開きやすく、水分や栄養が流れ出やすい
- アルカリ性に傾いていて、手触りがきしみやすい
- 乾燥しやすく、毛先がパサついて見えやすい
この時期にどう洗うかで、ウェーブのもちも、ダメージの感じ方も変わってきます。とはいえ、特別なことをする必要はありません。「こすらない」「流しすぎない」「濡れたまま放置しない」を意識するだけで、仕上がりはかなり違ってきます。
パーマ当日はシャンプーしてもいい?
「パーマ後48時間はシャンプー禁止」と聞いたことがある方も多いと思います。これは、2剤の反応を空気中の酸素で仕上げていた昔のパーマの名残です。今のパーマはサロンで2剤の処理を終えているので、適切な後処理がされていれば、当日シャンプーしてもウェーブが取れることはまずありません。
むしろ気をつけたいのは、髪に残ったアルカリや薬剤です。当店では施術後に残留薬剤を取り除く後処理を行っていますが、詳しくはパーマ当日のシャンプーは問題なし——「空気酸化」という誤解と残留薬剤の真実でもご紹介しています。
ただし、施術したサロンから当日の注意を受けている場合は、その指示を優先してください。薬剤や施術方法はサロンごとに違うためです。どちらにしても、最初の2〜3日は「いつもよりやさしく洗う」くらいの気持ちでいると安心です。
美容師が教える、パーマ後の正しいシャンプーの仕方
1. シャンプー前に軽くブラッシングする
乾いた状態で、目の粗いブラシや手ぐしで表面の絡まりをほどいておきます。濡れてから絡まりをほどこうとすると、髪が引っ張られて傷みやすく、ウェーブも伸びやすくなります。毛先から少しずつ、やさしくほどくのがコツです。
2. 38℃前後のぬるま湯で1〜2分予洗いする
お湯が熱すぎると、髪の油分や水分が必要以上に流れ、パサつきの原因になります。38℃前後のぬるま湯で、頭皮に指の腹を当てながら1〜2分しっかり流しましょう。汚れの多くは予洗いで落ちるので、シャンプーの量も少なくて済み、髪への負担も減らせます。
3. シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮へ
原液を直接髪につけると、一部に洗浄成分が集中してしまいます。手のひらで軽く泡立ててから、まず頭皮にのせるのが基本です。指の腹で頭皮を動かすように洗い、爪は立てないようにしてください。
4. 毛先はこすらず、泡を通すだけ
パーマ後にいちばん気をつけたいのがここです。毛先を手のひらでこすり合わせたり、髪同士をもみ込むように洗うと、キューティクルがこすれてダメージになり、ウェーブも乱れやすくなります。毛先は、頭皮を洗った泡が流れていくだけで十分きれいになります。
5. すすぎは時間をかけて、残さない
シャンプーが残ると、頭皮のかゆみやベタつきにつながります。えり足や耳の後ろは特に残りやすいので、洗う時間よりも長めにすすぐくらいがちょうどいいです。
6. トリートメントは毛先中心に「握るように」なじませる
軽く水気を切ってから、トリートメントを毛先〜中間になじませます。パーマの髪は、手ぐしで下に引っ張るより、毛先を下から手のひらで包み、くしゅっと握るようにつけるとウェーブを崩しにくいです。少し時間をおいてから、ぬめりが残らない程度にすすぎましょう。
7. タオルドライは押さえるだけ
タオルで髪をこすると、濡れてやわらかくなっている髪に摩擦がかかります。頭皮はタオルで包んで指で押さえ、毛先はタオルで挟んでポンポンと水分を吸い取るイメージで拭いてください。
8. 洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす
タオルドライ後にヘアミルクやオイルを毛先中心になじませ、根元から乾かします。毛先は手のひらで包み込むように下から持ち上げ、温風を少し離して当てるとウェーブが出やすくなります。8割ほど乾いたら冷風に切り替えると、形が落ち着きやすいです。洗い流さないトリートメントの選び方は洗い流さないトリートメントは本当に効果ある?種類と正しい使い方で詳しくご紹介しています。
パーマ後のシャンプー選びで見たい成分
パーマ後の髪は、洗浄力が強すぎるシャンプーだと乾燥やきしみを感じやすくなります。成分表示を見るときは、次のようなポイントを目安にしてみてください。
マイルドな洗浄成分(アミノ酸系・ベタイン系)
「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」などのアミノ酸系や、「コカミドプロピルベタイン」などのベタイン系は、比較的やさしい洗い上がりになりやすい洗浄成分です。成分表示の前半(水の次あたり)にこうした名前が並んでいるかをチェックしてみてください。
ヘマチン
ヘマチンは、パーマやカラー後のヘアケア製品によく使われる成分です。髪のタンパク質になじみやすく、施術後の髪のケアを意識した製品に配合されていることが多いです。パーマを定期的にかける方は、成分表示で探してみると選びやすくなります。
加水分解ケラチン・セラミドなどの補修成分
髪の主成分であるケラチンに近い「加水分解ケラチン」や、髪の水分を保つ働きがある「セラミド」類は、パーマで乾燥しやすくなった髪の手触りを整えるサポートになります。
なお、シリコーンそのものが髪に悪いわけではありません。ただ、重めの仕上がりのものはウェーブがだれて見えることがあるので、ふんわり感を出したい方は軽めの仕上がりのものを選ぶといいと思います。成分表示の読み方は美容師が教えるシャンプーの成分表示の見方でもまとめています。
パーマ後に避けたい5つの行動
- ゴシゴシ洗い・毛先のもみ洗い:摩擦でキューティクルが傷み、ウェーブも乱れやすくなります
- 40℃を超える熱いお湯:髪の水分や油分が流れやすく、パサつきの原因になります
- 自然乾燥・濡れたまま寝る:濡れた髪は傷みやすく、寝ぐせでウェーブがつぶれてしまいます
- 濡れた髪を目の細かいくしでとかす:ウェーブが伸びてしまい、切れ毛にもつながります
- 施術直後のカラーや高温アイロン:続けて負担をかけるとダメージが重なります。カラーを予定している方は、担当の美容師に順番や間隔を相談してください
パーマ後のホームケアにおすすめのアイテム
ここからは、パーマ後のホームケアに取り入れやすいアイテムをご紹介します。シャンプー、トリートメント、アウトバスケアの3つのタイミングに分けて選んでいます。
シャンプー:Forest Shampoo
Forest Shampoo(フォレストシャンプー)は、ヘマチンを配合したスカルプ補修シャンプーです。パーマやカラーを続けている髪と頭皮を、毎日のシャンプーでケアしたい方に向いています。ノンシリコンタイプなので、洗い上がりが軽く、ウェーブがつぶれにくいのも特徴です。
ノンシリコンのシャンプーは、使い始めにきしみを感じることがあります。その場合は、泡のまま1分ほど置いてからすすぎ、トリートメントとセットで使うと手触りが整いやすくなります。
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トリートメント:ラメール 贅沢リペアトリートメント
ラメール 贅沢リペアトリートメントは、洗い流すタイプのトリートメントです。パーマやカラーを繰り返してダメージが気になる髪に向いていて、当店のお客様にもお使いいただいています。毛先に握るようになじませ、1分ほど置いてからすすぐと、パーマ後の乾燥しやすい髪にもなじみやすいです。
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アウトバスケア:aimero リペアミルク
aimero リペアミルクは、タオルドライ後やスタイリング時に使いやすいヘアミルクです。ミルクタイプは髪に広げやすく、オイルより軽い仕上がりになりやすいので、ウェーブをふんわり見せたい方にも使いやすいアイテムです。乾かす前に毛先中心になじませ、手のひらで包むようにして乾かすとカールがまとまりやすくなります。
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他ブランドで選ぶなら:ReFa リファミルクプロテイン
シャンプーとトリートメントを同じシリーズで揃えたい方には、ReFa(リファ)のミルクプロテイン シャンプー&トリートメントセットも選択肢になります。名前のとおりプロテイン(タンパク質)系のケアを打ち出したシリーズです。香りや仕上がりの好みもあるので、商品ページで成分や使用感を確認してから選んでみてください。
3つのアイテムを使うタイミング
- シャンプー時:Forest Shampoo で頭皮を中心にやさしく洗う
- シャンプー後:ラメール 贅沢リペアトリートメントを毛先中心になじませ、1分置いてすすぐ
- 乾かす前:aimero リペアミルクを毛先になじませ、手のひらで包みながら乾かす
全部を揃える必要はありません。まずは今お使いのシャンプーの洗い方を見直し、乾燥が気になるならトリートメントやアウトバスケアから足していく、という順番がおすすめです。
よくある質問
Q. パーマ後は毎日シャンプーしても大丈夫ですか?
大丈夫です。頭皮の汚れや皮脂をそのままにしておく方が、においやかゆみの原因になります。毎日洗う場合は、洗浄力がマイルドなシャンプーを選び、この記事でご紹介した「毛先はこすらない」洗い方を意識してみてください。
Q. パーマが取れやすいのはシャンプーのせいですか?
シャンプーだけが原因とは限りません。髪質やダメージの状態、パーマのかけ方、乾かし方によっても、もちは変わります。洗い方や乾かし方を見直しても取れやすいと感じる場合は、施術したサロンに相談してみてください。
Q. 市販のシャンプーでも大丈夫ですか?
市販品でも、洗浄成分がマイルドなものを選べば問題ありません。大切なのは価格やブランドより、成分と洗い方です。パーマ後は「さっぱり」「スッキリ」を強く打ち出したものより、「しっとり」「ダメージケア」系のものの方が合いやすい傾向があります。
Q. パーマ後、どのくらいでカラーをしてもいいですか?
髪や頭皮の状態、薬剤によって変わるため、一律には言えません。同じ日に施術する方法もありますが、負担を考えて間隔をあけることもあります。カラーとパーマを両方したい場合は、予約の段階で担当の美容師に相談するのがいちばん確実です。
まとめ
- サロンで後処理がされていれば、パーマ当日でもシャンプーして大丈夫。最初の数日はやさしく洗う
- ぬるま湯で予洗い→泡で頭皮を洗う→毛先はこすらない、が基本の洗い方
- トリートメントは毛先を握るようになじませ、乾かすときは手のひらで包んでウェーブを出す
- シャンプーはアミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分や、ヘマチン・ケラチンなどの補修成分を目安に選ぶ
パーマのもちは、毎日のちょっとした習慣で変わります。おうちでのケアで迷ったときは、ご来店の際にお気軽にご相談ください。髪の状態を見ながら、合うケアの方法をご提案します。

熊本県山鹿市鹿本町椎屋872-1
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