美容師が教えるシャンプーの成分表示の見方|配合成分を読むポイント
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こんにちは、Red cloverです。
「シャンプーを選ぶとき、成分表示を見たいけど何が書いてあるのか分からない」「アミノ酸系、シリコンフリー……よく聞くけど実際どう違うの?」
成分表示は読み慣れると便利な情報源ですが、カタカナが並んでいて分かりにくく感じますよね。この記事では、美容師の立場からシャンプーの成分表示の読み方を整理します。全部を覚える必要はなく、「ここだけ見ればだいたい分かる」というポイントを中心にまとめます。
この記事の結論
- 成分表示の基本:配合量が多い順に並んでいる。上位にある洗浄成分の種類がシャンプーの性質を大きく左右する
- 洗浄成分の種類:「ラウレス硫酸Na系」は洗浄力が高め、「アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系」はマイルド系
- 「〇〇フリー」表示:その成分が入っていないという意味。効果を保証するものではなく、選ぶときの目安のひとつ
成分表示の基本ルール
シャンプーの成分表示は、法律(薬機法)で「配合量が多い順に記載する」ことが定められています。1番上に書いてある成分が最も多く含まれているもので、下に行くほど少なくなります(ただし1%以下の成分は順不同)。
シャンプーの場合、水(精製水)が最初に来ることが多く、その次に洗浄成分(界面活性剤)が並びます。この洗浄成分の種類が、シャンプーの洗い上がりの質感や頭皮への刺激感に大きく影響します。
洗浄成分(界面活性剤)の種類と特徴
シャンプーに使われる界面活性剤は大きく2つのタイプに分けられます。
高洗浄力タイプ:ラウレス硫酸Na系・ラウリル硫酸Na系
「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」などが代表的です。洗浄力が高く泡立ちもよいため、市販の一般的なシャンプーによく使われています。
スタイリング剤をよく使う方やオイリー頭皮の方にはすっきり洗えるメリットがありますが、乾燥肌や敏感な頭皮の方には刺激感が出ることがあります。
マイルド系タイプ:アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系
「コカミドプロピルベタイン」「ラウリルグルコシド」「ラウロイルメチルアラニンNa」「コカミドDEA」などがあります。植物由来の成分が多く、洗浄力がやさしめで頭皮への刺激が出にくいとされています。
成分表示の上位にこれらの名前があるシャンプーは、マイルド系(アミノ酸系・植物由来系)に分類されることが多いです。頭皮の乾燥や炎症が気になる方、カラーやパーマ後のダメージ毛の方に向いていることがあります。
保湿・補修成分の読み方
洗浄成分の後に続く成分には、保湿や補修を目的とするものが並んでいます。代表的なものを挙げます。
- グリセリン:水分を引き寄せて保湿するはたらきが期待される成分。多くのシャンプーに配合されています
- ジメチコン・シクロペンタシロキサンなどのシリコン:髪の表面をなめらかにし、指通りをよくするはたらきが期待されます。ノンシリコンシャンプーにはこの種の成分が入っていません
- 加水分解ケラチン・加水分解シルク:タンパク質成分で、傷んだ髪への補修効果が期待されます
- 植物エキス各種:アロエベラ液汁・ホホバ種子油・ラベンダー花水など。配合量は少ないことが多く、成分表示の後半に登場します
「ノンシリコン」「〇〇フリー」表示の意味
「ノンシリコン」はシリコン系成分を配合していないという意味です。シリコンが頭皮の毛穴をふさぐというイメージから好まれることがありますが、一般的なシャンプーのすすぎ方では毛穴への蓄積はほとんど起こらないと言われています。
「硫酸フリー」「パラベンフリー」などの〇〇フリー表示も同様で、その成分が入っていないことを示すものです。フリーにすることで何かの効果が得られるわけではなく、「その成分が気になる方に向けた配慮」という意味合いで捉えるのが適切です。
成分表示の実例:MUSE アロマシャンプーを見てみると
当店でもお客様にご紹介しているMUSE アロマシャンプーは、アミノ酸系・植物由来の洗浄成分を使用したシャンプーです。洗浄成分にマイルド系が使われているため、洗い上がりがやさしめで、頭皮の乾燥が気になる方に選ばれやすい処方です。
アロマ系の香りが特徴で、カラーやパーマのダメージが蓄積している髪にも使いやすいシャンプーです。
※当店の関係者が販売している商品です
よくある質問
Q. 成分表示を全部読まないといけませんか?
全部読む必要はありません。上位5〜6番目までの成分を見るだけで、そのシャンプーが洗浄力重視なのかマイルド系なのかをある程度判断できます。特に「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」が上位にあれば洗浄力が高めのタイプ、「コカミドプロピルベタイン」「ラウリルグルコシド」などがあればマイルド系と覚えておくと参考になります。
Q. 成分が多いシャンプーほどよいですか?
成分の数は必ずしも品質を示しません。多くの成分が配合されていても、それぞれの配合量が微量であれば影響は限られます。重要なのは成分の数よりも、上位に来る洗浄成分の種類や、保湿成分の組み合わせが自分の髪質に合っているかどうかです。
Q. アレルギーが心配な場合はどこを見ればよいですか?
精油・植物エキスの名前(〇〇油、〇〇エキス)が成分表示に含まれていないかを確認してください。ラベンダー・ティーツリー・シトラス系などの精油や、カモミラエキスなどの植物エキスがアレルギーの原因になることがまれにあります。心配な方は皮膚科で相談するか、少量でパッチテストをしてから使うと安心です。
まとめ
- 成分表示は配合量が多い順。上位の洗浄成分の種類を確認するだけで、シャンプーの性質をある程度判断できる
- ラウレス硫酸Na系は洗浄力高め、アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系はマイルド系
- 「〇〇フリー」表示はその成分が入っていない目安。フリーにすることで効果が上がるわけではない
- 保湿成分は成分表示の後半に並ぶことが多い
自分の髪や頭皮に合ったシャンプーを探すときの参考にしてみてください。ご来店の際にも、成分の見方や商品選びについてご相談いただけます。

熊本県山鹿市鹿本町椎屋872-1
美容室 Red clover
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