縮毛矯正とセルフカラーの危険な組み合わせ

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「縮毛矯正はしているけど、白髪も気になるからセルフカラーしたい」——そんな方は多いと思います。しかし、縮毛矯正とセルフカラーには、知っておくべき危険な組み合わせがあります。美容師の立場から、その理由と正しい対処法をお伝えします。

この記事のポイント

  • ヘアカラーは根元(新生部)と毛先(既染部)で塗り分けが必要——セルフでは難しい
  • 繰り返しのセルフカラーはダメージのムラを生じさせ、縮毛矯正の仕上がりを悪化させる
  • ダメージが蓄積した髪に縮毛矯正をかけると、チリチリになることがある
  • 縮毛矯正もカラーもしている人は、塗り分けを美容室に任せることが重要

ヘアカラーで必要な「塗り分け」

ヘアカラーを行う際、通常は新しく伸びてきた根元の部分(新生部)と、すでに何度も染めた毛先の部分(既染部)で薬剤の塗り分けが必要です。根元と毛先ではダメージの程度が異なるため、同じ薬を同じように塗ると毛先にダメージが蓄積しすぎてしまいます。

美容室ではこのダメージの状態を見ながら薬剤の強さを調整しています。しかし、セルフカラーでは適切な塗り分けが難しく、根元も毛先も関係なしにカラー剤を塗ってしまうことになりがちです。

セルフカラーが繰り返されると何が起きるか

セルフカラーを繰り返すと、部分ごとのダメージ差(ダメージのムラ)が大きくなっていきます。1回染めた部分と5回染めた部分では、単純にダメージが5倍違います。

市販のカラー剤にはコーティング成分が多く配合されているため、手触りや見た目は極端に悪く見えにくい場合があります。そのため、「大丈夫だろう」と思っていても、実際の内部ダメージはかなり進んでいることがあります。

縮毛矯正との組み合わせが特に危険な理由

縮毛矯正は、美容室のメニューの中でも髪への負担が大きい施術のひとつです。この縮毛矯正を、ダメージのムラが大きくなった状態の髪にかけると、チリチリになったり、きれいなストレートに仕上がらなくなったりすることがあります。

美容師側もダメージのムラが激しい髪は読み取りにくく、薬剤の強さを適切に設定しにくい状態になります。これが「縮毛矯正とセルフカラーの危険な関係性」です。

縮毛矯正もカラーも楽しむための正しい方法

縮毛矯正と白髪カバーを両立したい場合は、美容室でのカラーリングを選ぶことが最善です。担当の美容師が髪の状態を見ながら適切な塗り分けを行い、縮毛矯正への影響を考慮した施術ができます。

  • 根元のみ染める(リタッチ):毛先のダメージを最小限に抑えながら白髪をカバーできる
  • 全体を染める場合:美容師が毛先のダメージ状態を確認しながら薬剤を調整する
  • 色ムラ・ダメージムラがある場合:縮毛矯正の前に状態を整える施術が必要になることもある

まとめ

縮毛矯正をしている方のセルフカラーは、ダメージのムラを生じさせ、縮毛矯正の仕上がりや髪のコンディションを悪化させるリスクがあります。両方を楽しみたい方は、担当の美容師に相談しながら、カラーの塗り分けを任せることを強くお勧めします。

縮毛矯正とヘアカラーのご相談は、お気軽にどうぞ。

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