鮮やかなヘアカラーはブリーチが前提——ダメージと色落ちを知ったうえで楽しむ
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「ピンクやベージュの透明感のある色にしたい」「鮮やかなビビッドカラーに挑戦したい」——こういったご要望はとても多いです。ただ、こうした色を出すにはほぼ必ずブリーチが必要です。美容師の立場から、ブリーチカラーのメリットとデメリットを正直にお伝えします。
この記事のポイント
- 鮮やかな色・透明感のある淡い色には、地毛の黒(メラニン色素)を脱色するブリーチが必要
- ブリーチは髪への負担が大きく、繰り返すほどパサつきや切れ毛につながる
- ブリーチした髪にはパーマ・縮毛矯正がかけられないことが多い
- 色落ちが通常のカラーより早く、アフターケアとリタッチの計画が重要
ブリーチが必要な理由
日本人の髪のベースは黒いメラニン色素を含んでいます。このメラニンがあると、ピンク・ベージュ・ブルーといった鮮やかな色や透明感のある淡い色は出てきません。たとえば黒い画用紙にピンクの絵の具を重ねてもピンクには見えないのと同じです。
希望の色をしっかり発色させるためには、脱色剤(ブリーチ)で先にメラニン色素を抜くことが必要です。ブリーチをすることで白に近い状態になり、その上に希望のカラーをのせることで発色します。
ブリーチのデメリットを知っておく
ブリーチは髪への負担がヘアカラーの中でも特に大きい施術です。1回でもかなりのダメージがあり、2回・3回と繰り返すとパサつき・ごわつき・切れ毛が顕著になります。
また、ブリーチをした髪にはパーマや縮毛矯正が難しくなります。髪がすでにダメージを受けた状態に薬剤をかけると、ビビリ毛や断毛のリスクが高まるためです。ブリーチカラーを楽しみながらパーマもかけたい場合は、担当の美容師に事前に相談することをおすすめします。
色落ちとリタッチの計画
ブリーチ後のカラーは通常のヘアカラーより色落ちが早い傾向があります。特に鮮やかな色は日光や洗髪によって色素が抜けやすく、数週間で色が変化することもあります。
色持ちを良くするためにはカラーシャンプー(色素入りシャンプー)の活用や、紫外線対策が有効です。また根元のリタッチをどのサイクルで行うか事前に計画しておくと、色のメンテナンスがスムーズになります。
まとめ
鮮やかなヘアカラーにはブリーチが必要ですが、髪へのダメージは大きく、パーマや縮毛矯正との両立も難しくなります。ブリーチカラーを楽しむためには、ダメージとのバランスを理解しながらケアの計画を立てることが大切です。ブリーチカラーについてのご相談はお気軽にどうぞ。

