シャンプー解析サイトが成分の「種類」だけで評価する問題点

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。リンクから商品を購入すると、当サイトに紹介料が入ることがあります。また、記事内の一部の商品は当店の関係者が販売している商品です。掲載する商品は、美容師としての使用経験と選び方の基準にもとづいて選んでいます。

「シャンプー解析サイトで成分を調べたら高評価だった」という話をよく聞きます。しかし、成分の「種類」だけで良し悪しを判断することには限界があります。美容師の立場から、シャンプー解析の見落としがちな点をお伝えします。

この記事のポイント

  • シャンプー解析は「界面活性剤の種類」で評価するものが多い
  • しかし配合「量」が分からなければ正確な評価はできない
  • 洗浄力の強い成分でも少量配合なら刺激は少なくなる場合がある
  • 成分表示の順番(配合量順)も参考にはなるが、全情報は分からない

界面活性剤の「種類」だけで判断する問題

多くのシャンプー解析サイトでは、「高級アルコール系界面活性剤=洗浄力が強すぎて頭皮に良くない」「アミノ酸系界面活性剤=低刺激で良い」という分類で評価しています。この種類による分類自体は間違いではありませんが、それだけでシャンプーの良し悪しを決めるには情報が不十分です。

界面活性剤の効果(洗浄力・刺激性)は、「種類」だけでなく「配合量」によっても大きく変わります。洗浄力の強い成分であっても、ごく少量しか配合されていなければ、刺激は抑えられます。反対に、低刺激といわれる成分でも大量に配合されていれば、効果や感触が変わってきます。

配合量は消費者には分からない

化粧品・シャンプーの成分表示は「配合量が多い順に記載する」というルールがありますが、具体的な配合量(何%など)は記載されていません。そのため、成分表示を見ても、各成分がどれくらいの量配合されているかは一般消費者には分からない仕組みになっています。

解析サイトが判断できるのも「この成分が入っている・いない」「種類は何か」という情報まで。配合量込みの正確な評価はメーカー以外には難しいのが現実です。

解析情報の適切な使い方

シャンプー解析サイトの情報が全く無意味というわけではありません。「特定の成分にアレルギーがある」「この種類の界面活性剤は自分に合わない」というような、自分の肌や頭皮との相性を確認する参考にはなります。ただし、解析サイトの評価点数だけで「良いシャンプー」「悪いシャンプー」を決めるのは過信です。

自分の髪や頭皮に合ったシャンプー選びでお悩みの方は、担当美容師へのご相談が一番確実です。実際の髪と頭皮の状態を見たうえでお伝えできます。

まとめ

シャンプーの界面活性剤は「種類」だけでなく「配合量」によっても効果や刺激性が変わりますが、配合量は一般消費者には分かりません。解析サイトの評価はあくまで参考の一つとして活用し、自分の頭皮や髪の状態に合うかどうかを実際に試しながら判断することが大切です。

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