円形脱毛症はストレスのせい?誤解されやすい原因と向き合い方

ヘアケア

こんにちは、Red cloverです。

「円形脱毛症」と聞くと、「ストレスで10円玉くらいのハゲができる病気」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

でも最近では、ストレスだけが原因ではないことがわかってきています。今回は、円形脱毛症について知っておきたいことと、美容室の立場からお伝えできることをまとめました。

円形脱毛症は誰にでも起こりうる

円形脱毛症は、ある日突然、コインのように丸く髪が抜ける病気です。皮膚科専門医の解説によると、一生のうちに約2%、およそ50人に1人が経験するといわれています。小さな子どもから高齢の方まで、性別に関係なく起こります。

脱毛が1か所だけの軽いものから、何か所にも広がるもの、まれに頭髪全体や眉毛・まつ毛まで抜けてしまうものまで、症状の程度はさまざまです。

原因は「ストレス」だけではない

円形脱毛症は、長いあいだストレスが原因と考えられてきました。しかし現在では、本来は体を守るはずの免疫が、毛をつくる組織を誤って攻撃してしまう「自己免疫疾患」のひとつと考えられています。

ストレスはきっかけのひとつになることはあっても、唯一の原因ではなく、遺伝的な要因やさまざまな環境要因が重なって発症すると考えられています。

つまり、円形脱毛症になったのは「心が弱いから」でも「自分のせい」でもありません。まわりの人が「ストレスをためこんでいるんだね」と決めつけてしまうことで、かえって本人を傷つけてしまうこともあります。

気づいたら、早めに皮膚科へ

円形脱毛症は、皮膚科で治療を受けられる病気です。症状の程度や範囲に合わせて、塗り薬や注射、紫外線治療など、さまざまな治療法があり、近年は重い症状に対する治療の選択肢も増えてきています。

自己判断で様子を見たり、市販の育毛剤などで対処しようとしたりせず、まずは皮膚科で相談しましょう。

美容室で気づくことも多い

後頭部など自分では見えにくい場所の脱毛は、美容室でカットやカラーをしているときに気づくことも少なくありません。美容師から「ここ、少し抜けているみたいです」と伝えられたら、あわてずに皮膚科を受診してみてください。

治療中のヘアスタイルの工夫

  • 分け目や髪の流れを変える:脱毛部分を髪で自然にカバーできることがあります
  • カットでボリュームの出し方を工夫する:長さやレイヤーで目立ちにくくできます
  • 帽子やウィッグを取り入れる:範囲が広い場合は、医療用ウィッグという選択肢もあります

カラーやパーマなどの施術は、頭皮に薬剤がつくこともあります。治療中の方は、施術を受けてよいかどうかを主治医に確認し、美容師にも伝えておきましょう。

👉 ヘアドネーションとは?31cmの理由と寄付の条件・美容室での流れ

まとめ

  • 円形脱毛症は、一生のうちに約50人に1人が経験するといわれる身近な病気
  • 免疫が毛をつくる組織を攻撃する「自己免疫疾患」と考えられていて、ストレスだけが原因ではない
  • 「心が弱いから」ではない。まわりの決めつけにも注意
  • 気づいたら早めに皮膚科へ。治療中の施術は主治医に確認を

関連記事


参考
・東洋経済オンライン「【円形脱毛症】ストレスや心の弱さ原因ではない」(2022年、皮膚科医への取材記事)
・日本医事新報「自己免疫疾患としての円形脱毛症〜発症機序と治療のup date」(2023年)
・メディカルノート「専門医が伝える”円形脱毛症”との向き合い方」(2025年)

美容室 Red clover

熊本県山鹿市鹿本町椎屋872-1
美容室 Red clover
TEL 0968-46-1688

コメント

タイトルとURLをコピーしました