ヘアアイロンによる蓄積ダメージを最小限にするには
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「毎日アイロンを使っているけど、最近カールがつきにくくなった」——こういったご相談を受けることがあります。美容師の立場から、ヘアアイロンによる蓄積ダメージと、その軽減策についてお伝えします。
この記事のポイント
- ヘアアイロンのダメージは1回ごとに蓄積する——毎日使えばその分蓄積が増える
- 「カールがつきにくくなった」は蓄積ダメージのサインのひとつ
- 乾いた髪に低温・短時間・少量ずつが基本——これだけでダメージを大きく減らせる
- 完全に乾いた髪に使うことが前提——濡れた状態でのアイロンは不可逆的なダメージを引き起こす
ヘアアイロンのダメージは蓄積する
ヘアアイロンによるダメージは、1回の使用で大きな変化として現れるよりも、少しずつ蓄積していくものです。毎日使い続けることで、数カ月後に「なんとなくパサついてきた」「カールがつかなくなった」という形で現れてきます。
これはアイロンの熱が髪のタンパク質に与えるダメージが少しずつ積み重なっているためです。1回のダメージが小さくても、毎日の積み重ねは決して小さくありません。
蓄積ダメージを最小限にする3つの基本
アイロンによる蓄積ダメージを減らすために最も効果的な方法は、使い方の基本を守ることです。
- 低温で使う——まず130℃から試し、カールがつきにくければ140℃を目安に。160℃以上は髪のタンパク質に強いダメージを与える
- 完全に乾いた状態で使う——濡れた髪や半乾きの状態でアイロンを当てると、内部の水分が急激に加熱されて不可逆的な熱変性が起きる
- 一度に巻く量を少なくする——量が多すぎると内側まで熱が届かず、何度も巻き直してさらにダメージが重なる
「カールがつきにくい」はダメージのサイン
以前はすぐにカールがついていたのに最近つきにくくなった、という場合は、蓄積ダメージによって髪の毛の形状保持力が落ちているサインです。この状態でさらに高温で何度も巻き直すと、ダメージが加速してしまいます。
カールがつきにくい原因がアイロンの問題なのか、パーマのかかりが弱まってきているのかによって対処法が異なります。気になる場合は担当の美容師に相談してみてください。
まとめ
ヘアアイロンのダメージは毎日の使用で蓄積していきます。低温・完全乾燥・少量ずつという基本を守るだけで、蓄積ダメージは大きく減らせます。アイロンの使い方や髪のダメージについてご相談があれば、お気軽にどうぞ。

