ホームカラーで髪が傷む3つの理由|薬剤コントロールの限界
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「市販のカラー剤でセルフカラーしたら、すごく傷んだ」——このようなご相談をよくいただきます。美容師の立場から、ホームカラーがサロンカラーと比べてダメージが大きくなりやすい理由をお伝えします。
この記事のポイント
- 市販カラー剤は薬剤パワーが強めに設定されており、ダメージリスクが高い
- 根元と毛先を塗り分けできないため、すでに染まった毛先にも毎回強い薬剤が当たる
- 適切な放置時間の判断が難しく、過剰放置でダメージが増えやすい
- サロンカラーはプロが髪質・状態・履歴に合わせて薬剤をコントロールする
薬剤パワーのコントロールができない
市販のカラー剤は、幅広い髪質に対してある程度の染色効果を出すために、薬剤パワーが強めに設定されています。細くて染まりやすい髪も、太くて染まりにくい髪も同じ薬剤で染める必要があるためです。
一方、サロンカラーではお客様の髪質・ダメージ具合・過去の施術履歴をもとに、薬剤の種類・濃度・放置時間をプロが調整します。これが、同じ「カラーをする」でも仕上がりとダメージの差につながります。
毛先への繰り返し塗布がダメージを蓄積させる
ホームカラーでは、根元(新たに伸びた部分)と毛先(すでに染まっている部分)を塗り分けることが難しく、全体に同じ薬剤を塗布するケースがほとんどです。
すでに薬剤が当たった毛先に対し、毎回カラーのたびに強い薬剤を塗り重ねることになるため、ダメージが積み重なっていきます。サロンのリタッチ(根元のみの染め直し)とは異なり、毛先への負担が大きくなりやすい点がホームカラーのリスクのひとつです。
放置時間の判断ミスによるダメージ
カラー剤の放置時間は、髪の状態によって適切な長さが変わります。説明書の時間通りに行っても、過放置になったり足りなかったりすることがあります。特に傷んでいる髪は薬剤の反応が速いため、長時間の放置がダメージをさらに悪化させることがあります。ホームカラーや髪のダメージについてのご相談はお気軽にどうぞ。
まとめ
ホームカラーがダメージになりやすい理由は、薬剤パワーが強めに設定されていること、根元と毛先の塗り分けができず毛先への繰り返し塗布になること、放置時間の判断が難しいことの3点です。サロンカラーはプロが髪質・状態・履歴に応じて薬剤をコントロールするため、同じカラーでもダメージの差が生まれます。

