トレンドカラーはどうやって決まる?インターカラーとパントンのしくみ
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「今年のトレンドカラーは○○」という情報を見かけることがありますが、ファッションやヘアカラーのトレンドはどのように決まるのでしょうか。美容師の立場から、トレンドカラーの決まり方と、ヘアカラーへの影響についてお伝えします。
この記事のポイント
- ファッションのトレンドカラーは国際機関「インターカラー」が約2年前に決定する
- 日本ではJAFCA(日本流行色協会)がインターカラーの情報をもとに日本向けのトレンドを発信
- パントン社も毎年「カラー・オブ・ザ・イヤー」を発表し、世界的な注目を集める
- ヘアカラーのトレンドもファッションと連動しながら変化していく
トレンドカラーを決める国際機関「インターカラー」
世界のファッショントレンドカラーは、「インターカラー(国際流行色委員会)」という国際機関が中心となって決定しています。1963年設立のこの機関は、日本を含む14か国以上が加盟しており、毎回の会議でおよそ2年後に流行するカラーを審議・決定しています。
「2年前に決まる」というのは意外に感じるかもしれませんが、ファッション業界ではテキスタイルの生産・デザイン・製品化・販売という一連の流れに時間がかかるため、先行して色の方向性を決める必要があるのです。
日本でのトレンドカラー発信:JAFCA
日本ではJAFCA(日本流行色協会)がインターカラーの情報をもとに、日本市場向けのトレンドカラーを発表しています。アパレルメーカーや素材メーカーはこの情報を参考にしながら、商品開発やシーズンコレクションの色使いを決めていきます。
パントン「カラー・オブ・ザ・イヤー」
アメリカの色彩研究所パントン社は毎年「カラー・オブ・ザ・イヤー」を発表し、世界のデザイン・ファッション業界に大きな影響を与えています。その年の社会的なムードや文化的なトレンドを反映した色が選ばれることが多く、発表のたびにメディアでも大きく取り上げられます。
ヘアカラーへの影響
ヘアカラーのトレンドもファッションのトレンドカラーと無関係ではありません。服や小物の色と合わせやすいヘアカラーが人気を集めたり、その年のトレンドカラーのニュアンスを取り入れたヘアカラーが注目されたりすることがあります。
美容室でも「今っぽい色にしたい」というご要望をいただくことが多いですが、その背景にはこうしたトレンドの流れがあります。ただし、似合う色はお客様の肌の色・目の色・ライフスタイルによって異なるため、トレンドを参考にしつつも、個人に合ったカラー選びが大切です。
まとめ
ファッションのトレンドカラーは、インターカラーによる約2年前の審議から始まり、JAFCAやパントンの発表を通じて業界に広がっていきます。ヘアカラーもこうしたトレンドと連動しながら変化しています。流行を知ることで、ヘアカラー選びの参考にもなります。
ヘアカラーのご相談は、お気軽にどうぞ。

