枝毛・切れ毛の原因と対策|美容師が教える正しいブラッシングと日常ケア

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「すぐ枝毛ができる」「毛先がパサパサ」「ブラシを通すと切れ毛が増える」——そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。美容師の立場から、枝毛・切れ毛の仕組みと、正しい日常ケアの方法をわかりやすく解説します。

この記事のポイント

  • 枝毛・切れ毛はキューティクルが剥がれ、タンパク質が失われた状態——一度できたら治らない
  • ブラッシングは毛先から、濡れた髪はガシガシ洗わないことが基本
  • ヘアアイロンの高温(180〜200℃)が毎日続くと、タンパク質が変性して折れやすくなる
  • 枝毛を見つけたら自分でハサミで切らず、美容師にカットしてもらう

枝毛・切れ毛ができる仕組み

髪の毛を守っているキューティクル(表面のウロコ状の層)は、パーマやカラーなどの薬剤ダメージ、ドライヤーやヘアアイロンの熱、ブラッシングや摩擦による物理的なダメージで少しずつ剥がれていきます。

キューティクルが剥がれると、内部のタンパク質や脂質が流出し、髪の強度が低下します。そこに強い力や熱が加わると、途中から切れてしまいます。これが「切れ毛」であり、毛先が繊維状に裂けた状態が「枝毛」です。

残念ながら、一度できた枝毛・切れ毛は自然に治ることはありません。トリートメントで一時的にコーティングすることはできますが、根本的な修復は難しく、カットして取り除くのが最善です。

枝毛・切れ毛を防ぐ日常ケアのポイント

ブラッシングは毛先から優しく

根元から一気にブラシを通すと、途中で絡んだときに強い力が髪にかかります。ブラッシングは必ず毛先から少しずつほぐしながら、根元の方向へ進めていきましょう。引っかかったときは無理に引き抜かず、絡みを優しく解きながら進めてください。

濡れた髪はとくに丁寧に

濡れた髪はキューティクルが開いた状態で、乾いているときより格段に傷みやすくなっています。シャンプー中のゴシゴシ洗いや、濡れたままのブラッシングはダメージを蓄積させる大きな原因です。シャンプー後は乾いたタオルで軽く押さえるように水分を取り、ドライヤーでしっかり乾かしてからブラッシングしましょう。

ヘアアイロンの温度に気をつける

カールアイロンやストレートアイロンを毎日使う方は要注意です。180〜200℃という高温を毎日当て続けると、髪内部のタンパク質が熱変性して固まり、髪が硬くなって折れやすくなります。できるだけ低い温度設定(130〜150℃程度)で使用し、一箇所に熱を当て続けないようにしましょう。

枝毛は自分でハサミで切らない

気になった枝毛を自分でハサミで切る方もいますが、文房具用のハサミや刃先が鋭くないハサミで切ると、切断面が粗くなってそこから再び枝毛ができやすくなります。枝毛は美容師に専用のはさみで切ってもらうのが最善です。

まとめ

枝毛・切れ毛は、キューティクルへのダメージが積み重なって起こります。一度できてしまったものは治せませんが、正しいブラッシング・ドライヤーの使い方・ヘアアイロンの温度管理など、日常ケアで進行を防ぐことは十分可能です。

枝毛や切れ毛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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