植物由来シャンプーのメリットと注意点|美容師が成分から解説

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こんにちは、Red cloverです。

「植物由来シャンプーってどんな違いがあるの?」「合成成分が少ない方が髪や頭皮にいいのかな」

最近は植物由来成分を前面に出したシャンプーが増えています。ただ、「植物由来」という言葉がどこまでを指すのか、実際に何がメリットなのかは、成分表示を見慣れていないと分かりにくいです。この記事では、美容師の立場から植物由来シャンプーの特徴・メリット・注意点を整理します。

この記事の結論

  • 植物由来シャンプーのメリット:頭皮への刺激がやさしめ・自然由来の保湿・香りが穏やか
  • 注意点:「植物由来」の範囲はブランドによって異なる。自分の髪質に合うかどうかは試してみないと分からない
  • 選び方のポイント:成分表示の上位に界面活性剤の種類を確認する。アレルギー体質の方は植物エキスにも注意

「植物由来シャンプー」とはどういう意味?

「植物由来」という言葉は、主に洗浄成分(界面活性剤)や保湿成分の原料が植物から得られたものである、という意味で使われます。代表的なのは、ヤシ油やパーム油などを原料とした「コカミドプロピルベタイン」「ラウリルグルコシド」などのマイルド系界面活性剤です。

ただし、シャンプー全体のすべての成分が植物由来である必要はなく、主要な成分に植物由来のものが含まれていれば「植物由来配合」と表示できます。そのため、ブランドによってどこまでを指すかは異なります。

植物由来シャンプーの3つのメリット

1. 頭皮への刺激が比較的やさしい

植物由来の界面活性剤の多くはマイルド系(アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系など)に分類されます。これらは一般的な石油由来のラウレス硫酸Naなどと比べると洗浄力がやや穏やかで、頭皮への刺激が出にくいとされています。

頭皮の乾燥や炎症が気になる方、敏感肌の方に向いていることが多いです。ただし「刺激がない」わけではなく、植物エキスに反応してしまうケースもあります。

2. 保湿成分との相性がよい

植物由来シャンプーには、洗浄成分に加えてアロエベラ・ホホバオイル・ラベンダーエキスなどの植物エキスや植物オイルを配合していることが多いです。これらはそれぞれ保湿・抗酸化・整肌などのはたらきが期待される成分です。

洗い流した後のパサつきを抑えたい、髪の毛にツヤを出したいという目的には、このような保湿成分の組み合わせが合っていることがあります。

3. 香りが穏やかで長時間残りやすいものもある

精油(エッセンシャルオイル)や天然フレグランスを使ったシャンプーは、合成香料と比べると香りが穏やかで肌に残りにくい傾向があります。一方で、アロマ系の植物由来香料を使ったシャンプーでは、ドライ後も自然な香りが残るものもあります。

「人工的な香りが苦手」という方や、毎日のシャンプーの香りを楽しみたい方には選びやすい特徴です。

植物由来シャンプーの注意点

「植物由来」=「何でも安全」ではない

植物由来成分でも、高濃度の精油や植物エキスはアレルギー反応を起こすことがあります。特にラベンダー・ティーツリー・シトラス系などの精油は、まれに接触性皮膚炎の原因になることが報告されています。

アレルギー体質の方は、新しいシャンプーを使い始めるときに耳の裏など目立ちにくい場所でパッチテストをしてから使うと安心です。

洗浄力がマイルドすぎる場合も

マイルド系界面活性剤のシャンプーは、スタイリング剤をよく使う方やオイリー頭皮の方には洗浄力が足りないと感じることがあります。シリコン入りのトリートメントを毎日使う方も、ビルドアップ(成分の蓄積)が気になることがあるため、自分のスタイリング習慣に合っているかを確認してから選ぶことが大切です。

価格が高めのものが多い

植物エキスや精油の配合コストや、成分の品質管理の手間もあり、植物由来を前面に出したシャンプーは市販の一般的なシャンプーより価格が高めのことが多いです。1本使ってみてから継続するか判断するのが現実的です。

選ぶときに見るポイント

植物由来シャンプーを選ぶとき、成分表示のどこを見ればよいかを簡単に整理します。

  • 成分表示の上位:シャンプーは配合量が多い順に成分が並びます。「ラウリルグルコシド」「コカミドプロピルベタイン」「コカミドDEA」などがあればマイルド系洗浄成分です
  • 植物エキスの位置:植物エキスは配合量が少ないことが多く、成分表示の後ろの方に並びます。「エキス配合」とあっても微量のケースもあります
  • 香りの種類:「フレグランス」「香料」と記載があれば合成香料。「○○油」「○○精油」とあれば植物由来の香りです

Red cloverでも使っているMUSE アロマシャンプー

当店でもお客様にご紹介しているのが、MUSE アロマシャンプーです。植物由来成分を配合し、アロマ系の香りが特徴のシャンプーです。

カラーやパーマでダメージが蓄積している方、洗い上がりのパサつきが気になる方に使いやすいアイテムです。アロマの香りが好みの方からの評判もよいです。

※当店の関係者が販売している商品です

Forest Shampoo:植物由来にこだわったシャンプー

Forest Shampooも植物由来成分を配合したシャンプーです。洗い上がりのさっぱり感と、頭皮への刺激をやわらかくおさえることを意識した処方になっています。

MUSE アロマシャンプーと比較してみると、香りのタイプや仕上がりの質感が異なるので、自分の好みに合わせて選んでみてください。

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よくある質問

Q. 植物由来シャンプーは毎日使っても大丈夫?

毎日使うことを前提に作られているシャンプーがほとんどです。ただし、どのシャンプーでも自分の頭皮の状態(乾燥・脂っぽさ・かゆみなど)を観察しながら使い続けることが大切です。不調を感じたらすぐに使用を中止し、皮膚科に相談してください。

Q. アミノ酸シャンプーとの違いは?

アミノ酸シャンプーはアミノ酸由来の界面活性剤(グルタミン酸系・グリシン系など)を使ったシャンプーで、植物由来シャンプーの一種に含まれることが多いです。アミノ酸系は特に洗浄力がやさしく、しっとりとした洗い上がりになりやすい特徴があります。

Q. 植物由来シャンプーはカラーの色落ちに影響する?

シャンプーのpHや洗浄力がカラーの色落ちに影響します。マイルド系のシャンプーは洗浄力が弱めなため、カラー後の色持ちが多少よくなる場合があります。ただし洗い方(お湯の温度、すすぎの丁寧さなど)の影響も大きいので、シャンプーだけで色落ちが劇的に変わるわけではありません。

まとめ

  • 植物由来シャンプーはマイルド系の洗浄成分を使ったもので、頭皮への刺激がやさしめな傾向がある
  • 「植物由来=安全」ではなく、植物エキスアレルギーの可能性もある
  • 成分表示の上位に界面活性剤の種類を確認するのが選び方のポイント
  • 自分の頭皮・髪の状態と照らし合わせて選ぶことが大切

シャンプー選びに迷ったときは、ご来店の際にご相談ください。髪と頭皮の状態を確認しながら、合う商品を一緒に考えます。


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