海水は弱アルカリ性——ビーチ後に髪がパサつく理由とケアのポイント
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「海に行った後から髪がパサついてきた」——夏のビーチシーズン後によくいただく相談です。美容師の立場から、海水が髪に与える影響とビーチ後のケアについてお伝えします。
この記事のポイント
- 海水はpH8前後の弱アルカリ性——髪のキューティクルを開かせる原因になる
- キューティクルが開くと、カラーの色素が流れ出やすくなりヘアダメージも加速する
- 塩分が乾燥によって濃縮されると、さらに刺激が強くなる
- ビーチ後はできるだけ早くシャワーで洗い流し、弱酸性のケアで整えることが大切
海水はなぜ髪に良くないのか
海水のpHはおよそ8前後で、弱アルカリ性です。髪のpHは健康な状態で4.5〜5.5程度の弱酸性に保たれており、海水に浸かるとこのバランスが崩れます。
アルカリ性の環境にさらされると、髪の表面を覆うキューティクルが開いた状態になります。さらに、海水に含まれる塩分が髪に残ったまま乾燥すると、濃縮されてより刺激の強い状態になります。
キューティクルへの影響
キューティクルが開いた状態では、髪の内部の水分やカラーの色素が外に出やすくなります。ヘアカラーをしている方は、海水によって色落ちが早まると感じることがあるのはこのためです。
また、キューティクルが開いた状態では外部の刺激も受けやすくなるため、紫外線によるダメージと合わさって、ビーチ後に髪がパサつきやすくなります。
ビーチ後のケアのポイント
ビーチ後のケアで最も大切なのは、海水をできるだけ早くシャワーで洗い流すことです。塩分が乾燥する前に洗い流すことで、濃縮による刺激を防げます。
洗い流した後は、弱酸性のシャンプーやトリートメントを使ってpHを整えることが有効です。アルカリに傾いた髪を弱酸性に戻すことで、開いたキューティクルを落ち着かせる効果が期待できます。ビーチ後のケアについてご相談があれば、担当の美容師にお気軽にどうぞ。
まとめ
海水は弱アルカリ性でキューティクルを開かせ、カラーの色落ちやパサつきの原因になります。ビーチ後はすぐにシャワーで洗い流し、弱酸性のケアで髪のpHバランスを整えることが大切です。夏場の髪のダメージやケアについてのご質問はお気軽にどうぞ。

