リンス・コンディショナー・トリートメントの違いとは——実は法律上の区別がない
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「リンス・コンディショナー・トリートメントの違いは何ですか?」——これはよく聞かれる質問です。美容師の立場から、それぞれの違いと正しい選び方についてお伝えします。
この記事のポイント
- リンス・コンディショナー・トリートメントに法律上の明確な定義の違いはない
- メーカーが自由に名称を付けているため、同じ成分でも名前が異なることがある
- 基本的には「どれか一つ」で十分
- 目的(表面保護 or 内部補修)に応じた選び方が大切
三つの違いは実は曖昧
リンス・コンディショナー・トリートメントの違いについて、実は法律(薬機法・化粧品基準)上の明確な定義はありません。メーカーが製品に自由に名前をつけているため、同じような成分のものに「リンス」と書いてあったり「トリートメント」と書いてあったりするのが実情です。
一般的なイメージとしては次のように使い分けられていますが、これもあくまでメーカーごとのニュアンスの違いです。
- リンス:主に髪の表面をコーティングして、指通りをよくする。軽い仕上がり
- コンディショナー:リンスとほぼ同義で使われることが多い。表面保護が中心
- トリートメント:髪の内部に成分を補給し、ダメージをケアすることを目的としたもの(ただし実際の浸透度合いはメーカーや処方による)
どれか一つで十分
「リンスとトリートメントを両方使った方がいい?」という質問もよくありますが、基本的にはどれか一つで十分です。同じような目的の製品を重ねて使っても、効果が倍になるわけではなく、ただすすぎに時間がかかったり、頭皮に成分が残りやすくなるだけの場合もあります。
ヘアカラーやパーマを繰り返している方のダメージケアには、内部補修成分が充実したトリートメントを選ぶのが合理的です。ダメージが少なく軽い仕上がりが好みなら、リンスやコンディショナーで十分なこともあります。
選ぶときのポイント
名前よりも、成分や目的で選ぶことをおすすめします。
- 髪のダメージが気になる → 補修成分(ケラチン、加水分解タンパク質など)を含むトリートメント
- 軽い仕上がりが好き → リンスやライトタイプのコンディショナー
- パサつきや広がりが気になる → 保湿・油分補給に特化したタイプ
パッケージの名前に惑わされず、自分の髪の悩みに合った成分・処方の製品を選ぶのが一番です。
まとめ
リンス・コンディショナー・トリートメントに法的な区別はなく、メーカーが自由に命名しています。基本的にはどれか一つを選んで使えばOKです。名前よりも自分の髪の状態と目的に合った製品を選ぶことが、正しいヘアケアの第一歩です。
シャンプーやヘアケア製品の選び方のご相談は、お気軽にどうぞ。

