アルカリ性温泉は髪に注意|髪のpHとキューティクルへの影響

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温泉は肌に良いとよく言われますが、髪への影響については注意が必要です。特にアルカリ性の温泉は、髪のダメージにつながることがあります。美容師の立場から、温泉と髪の関係についてお伝えします。

この記事のポイント

  • 髪の安定したpHは弱酸性(4.5〜5.5)
  • アルカリ性の温泉・海水・プールは髪が膨潤しダメージしやすい状態になる
  • アルカリ性温泉は肌には良い面があるが、髪には注意が必要
  • 温泉後はしっかりすすぎ、アウトバストリートメントで保護するのが有効

髪のpHと安定状態

髪の毛は弱酸性(pH4.5〜5.5)の環境で最も安定した状態を保ちます。この範囲では、キューティクルが閉じて内部を保護し、ツヤや弾力が保たれます。

アルカリ性の環境にさらされると、キューティクルが開いて髪が膨潤します。この状態では内部成分が溶け出しやすく、摩擦や熱によるダメージを受けやすくなります。

アルカリ性温泉が髪に与える影響

重曹泉・炭酸水素塩泉などのアルカリ性温泉は、肌の古い角質を落とすなど肌への効果が期待される一方で、髪に対してはアルカリ性によるキューティクルの開きと膨潤が起こりやすくなります。温泉に長時間浸かったり、温泉水で髪を洗うと、髪がきしんだりパサついたりすることがあります。

同様の理由で、海水(塩分)やプールの塩素水も髪のpHバランスを乱しやすく、注意が必要です。

温泉後の髪のケア

温泉後はぬるめのシャワーで温泉成分をしっかり洗い流すことが大切です。その後、アウトバストリートメントやヘアオイルで保護することで、乾燥やダメージの進行を抑えられます。温泉旅行の際は、ドライヤーで完全に乾かすことも忘れずに行いましょう。

温泉や水回りでの髪のケア方法についてのご相談はお気軽にどうぞ。

まとめ

髪は弱酸性(pH4.5〜5.5)で最も安定します。アルカリ性の温泉・海水・プールにさらされると、キューティクルが開いて膨潤し、ダメージを受けやすくなります。アルカリ性温泉は肌に良い面がある一方で、髪への影響には注意が必要です。温泉後はしっかりすすいで、アウトバストリートメントで保護することをおすすめします。

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