「とにかく梳いてください!」が危険な理由|梳き過ぎが招くトラブル
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「暑いので髪を梳いてください」「思いっきり軽くしてください!」——このオーダー、じつは美容師視点から見ると少し危険です。なぜなのか、どう伝えると良いのかを解説します。
この記事のポイント
- 「とにかく梳いて!」というオーダーをそのまま受けると、後々のトラブルにつながることがある
- 梳き過ぎると毛先だけスカスカになり、根元はもっさり——スタイルが崩れやすくなる
- 切れ毛やクセ、パサつきの原因にもなる
- 「どういう軽さにしたいか」を伝えるとオーダーが正確に伝わる
「梳いてください」がそのまま危険なオーダーになる理由
髪を梳いて軽くすること自体は悪くありません。ただし、やみくもに梳きすぎると毛先だけがスカスカになるという問題が起きます。
カット直後はすっきり感があり、シャンプーや乾かすのが楽に感じます。しかし1〜2〜3ヶ月後、根元からは本来の毛量が伸びてくるのに、毛先はスカスカのまま。根元はボリュームが出てもっさりするのに毛先はパラパラ——という「こもり腹」状態になります。
梳き過ぎが引き起こすトラブル
- 再現性が落ちる:スタイルが崩れやすくなり、自分でセットしにくくなる
- ピンピン毛が増える:梳きバサミで切られた短い毛が表面からピョンピョン出やすくなる
- クセが出やすくなる:毛量が減ると髪が束にならずクセが余計に広がりやすくなる
- パサつき・ツヤ不足:毛先の密度がなくなり、ツヤを失いパサつく
本当に伝えたいことを言葉にしよう
「軽くしてほしい」というオーダーの裏には、たいてい「扱いやすくしたい」「ふんわり動かしたい」「広がりを抑えたい」といった具体的なイメージがあるはずです。
美容師はそのイメージを引き出すことが仕事ですが、「とにかく軽く!」というオーダーだけでは、その意図が伝わりにくいこともあります。「湿気で広がるのを抑えたい」「毛先を軽くしてふわっとしたい」など、少し具体的に伝えてみてください。
まとめ
「とにかく梳いて!」というオーダーはやめましょう——ということではなく、梳く量と目的を明確にすることが大切です。やみくもに大量に梳くのではなく、スタイルとのバランスを考えながら毛量調整をするのが美容師の仕事です。
「どう軽くしたいか」「何が気になっているか」を一言添えるだけで、仕上がりがグッと変わります。ぜひカウンセリングのときに教えてください。


