シャワーの適温は?髪と頭皮に優しいお湯の温度を美容師が解説
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毎日のシャワーは髪や頭皮にとっても大切な時間です。しかし「何となく気持ちいい温度」で使い続けていると、知らずしらずのうちに髪や頭皮に負担をかけていることがあります。美容師の立場から、シャワーの温度と髪への影響についてお伝えします。
この記事のポイント
- 髪洗いに適したシャワーの温度は38〜40℃(体温よりやや高め)とされている
- 頭皮の皮脂腺は顔のTゾーンの約3倍あり、皮脂汚れが多い部位
- 高温のお湯はキューティクルを傷め、ヘアカラーの色落ちも早める
- シャンプー前のすすぎ(予洗い)でも温度が重要で、しっかり流すことが基本
シャワーの適温はどれくらい?
髪洗いに適切とされるシャワーの温度は、おおよそ38〜40℃前後とされています。これは人間の体温(36.5℃程度)よりわずかに高い温度で、皮脂汚れが落ちやすく、かつ髪や頭皮への負担が少ない範囲です。
顔を洗うときには「熱すぎないお湯が良い」と言われることがありますが、頭皮も顔と同じ皮膚です。むしろ頭皮は顔のTゾーンの約3倍の皮脂腺を持つとも言われており、皮脂の分泌が多い部位です。体温程度のお湯で皮脂は溶け出しやすくなるため、適温の範囲内であれば洗浄効果も十分に得られます。
熱いお湯が髪に与える影響
熱すぎるシャワーは、いくつかの点で髪や頭皮に悪影響を与えます。
- キューティクルへのダメージ:高温のお湯によってキューティクルが開きやすくなり、摩擦に弱い状態になる
- ヘアカラーの色落ち:温度が高いほど色素が抜けやすくなり、カラーリングした髪の色持ちが短くなる
- 頭皮の乾燥:必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥や皮脂バランスの崩れにつながる
毎日のシャワーは少しずつの負担ですが、積み重なることで髪のコンディションに影響してきます。
シャンプー前の予洗いも温度が大切
シャンプーをつける前に、お湯だけでしっかり予洗いをすることで、頭皮や髪の汚れの約7割が落ちると言われています。この予洗いの温度も38〜40℃程度が適切で、しっかり頭皮まで届くようにすすぎましょう。シャンプー後の流しも同様に、すすぎ残しがないよう丁寧に行うことが大切です。
季節による調整も必要
夏は38℃前後でも十分ですが、冬は少し高めに感じることもあります。体感と気温に応じて調整しながら、高温になりすぎないことを意識するとよいでしょう。カラーリングをしている方は特に、色持ちのためにも適温を心がけることをおすすめします。
まとめ
シャワーの適温は38〜40℃程度が目安です。熱すぎるお湯はキューティクルへのダメージやカラーの色落ち、頭皮の乾燥を招きます。毎日の積み重ねが髪のコンディションに関わってくるので、温度を意識してみてください。シャンプーの仕方や頭皮ケアについてのご相談は、お気軽にどうぞ。


